スキージャンプFISワールドカップ2024/25混合団体第3戦レークプラシッド

フライタークとライシュが牽引したドイツが勝利 佐藤柚月と坂本季花が挑んだ日本は8位

20th/24th World CUP Competition
  • 2025年2月8日(土)
  • レークプラシッド(USA)
  • HS128/K115

Official Results

1 ドイツ 963.6pt
A.ライシュ、P.ライムント、S.フライターク、A.ヴェリンガー
2 ノルウェー 950.8pt
T-M.ビョルセット、K-E.スンダル、E-M.クバンダル、J-A.フオルファン
3 オーストリア 941.8pt
L.エダー、J.ヘール、J.ザイフリーズベルガー、D.チョフェニック
 
8 日本 668.6pt
佐藤柚月、佐藤幸椰、坂本季花、二階堂蓮

リザルト


今季3戦目にして最終戦となる混合団体。
3月5日に実施されるノルディック世界選手権混合団体に向けて最後の実践の場となる。

ノルウェーとオーストリアが第2戦ヴィリンゲンと全く同じオーダーだったのに対し、ドイツはカタリナ・シュミットに代わって直前の試合でWC初表彰台に立ったアグネス・ライシュを起用。
これが当たった。

正直、今のドイツ男子勢の状態から言って、ドイツは優勝どころか表彰台すら難しいだろうと思われたが、ライシュと2本とも同巡トップだったセリーナ・フライタークが目覚ましい活躍を見せチームを牽引。
フィリップ・ライムントとアンドレアス・ヴェリンガーも意地を見せ、ドイツは第1戦リレハンメルに続き今季の混合団体を勝利で締めた。

8チームしか出場がなかった中で日本は8位。
佐藤柚月と坂本季花にとっては貴重な経験となった。
…というだけでなく、佐藤柚月は1本目6位、2本目5位とチームを引っ張る活躍を見せた。

なおこの日のレークプラシッドは、現地時間10:00から男子個人戦、14:30から女子個人戦、17:00から混合団体戦のトリプルヘッダー。
悪天候に見舞われれば共倒れになる可能性もあるし、やる方も観る方も大変なので、個人的にはこのやり方は好きじゃない。

女子 国別総合順位

男子 国別総合順位

混合団体 日本の全成績
2012.08.14 GP クーシュベル 1位 伊藤、高梨、葛西、渡瀬
2012.08.18 GP ヒンターツァルテン 2位 高梨、岩渕、清水、渡瀬
2012.11.23 WC リレハンメル 2位 伊藤、渡瀬、高梨、竹内
2013.02.24 WSC バルディフィエンメ 1位 伊藤、伊東、高梨、竹内
2013.07.27 GP ヒンターツァルテン 1位 伊藤、葛西、高梨、渡瀬
2013.08.14 GP クーシュベル 2位 伊藤、渡瀬、高梨、竹内
2013.12.06 WC リレハンメル 1位 伊藤、伊東、高梨、竹内
2015.02.22 WSC ファルン 3位 高梨、葛西、伊藤、竹内
2017.02.26 WSC ラハティ 3位 高梨、竹内、伊藤、伊東
2018.09.08 GP チャイコフスキー 1位 丸山、佐藤幸、高梨、小林潤
2019.03.02 WSC ゼーフェルト 5位 伊藤、佐藤幸、高梨、小林陵
2019.07.27 GP ヒンターツァルテン 2位 丸山、小林潤、高梨、佐藤慧
2021.02.20 WC ルシュノフ 4位 丸山、佐藤幸、高梨、小林陵
2021.02.28 WSC オーベルストドルフ 5位 伊藤、佐藤幸、高梨、小林陵
2021.09.12 GP チャイコフスキー 4位 櫻井、渡部陸、宮嶋、伊東
2022.01.28 WC ヴィリンゲン 5位 伊藤、中村、岩渕、佐藤幸
2022.02.07 OWG 北京 4位 高梨、佐藤幸、伊藤、小林陵
2022.03.04 WC オスロ 4位 高梨、佐藤幸、伊藤、小林陵
2022.09.18 GP ルシュノフ 9位 中山、清水、宮嶋、二階堂
2022.10.01 GP クリンゲンタール 4位 伊藤、中村、勢藤、小林陵
2022.12.10 WC ティティゼーノイシュタット 5位 伊藤、小林陵、高梨、中村
2023.02.03 WC ヴィリンゲン 4位 伊藤、中村、高梨、小林陵
2023.02.26 WSC プラニツァ 5位 丸山、中村、伊藤、小林陵
2023.10.08 GP クリンゲンタール 2位 高梨、二階堂、伊藤、小林陵
2024.10.06 GP クリンゲンタール 4位 伊藤、二階堂、丸山、小林陵
2024.11.22 WC リレハンメル 5位 伊藤、中村、高梨、二階堂
2025.01.31 WC ヴィリンゲン 4位 伊藤、小林陵、高梨、二階堂
NEW WC レークプラシッド 8位 佐藤柚、佐藤幸、坂本、二階堂
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