チョフェニック逆転で今季8勝目 表彰台に迫った小林陵侑は5位、二階堂蓮は10位
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26th World Cup Competition
Official Results
1 | ダニエル・チョフェニック(AUT) | 275.1pt |
2 | ヤン・ヘール(AUT) | 269.1pt |
3 | アンツェ・ラニセク(SLO) | 262.3pt |
5 | 小林 陵侑(TEAM ROY) | 258.6pt |
10 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 248.7pt |
35 | 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 106.3pt |
43 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 101.5pt |
48 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 90.5pt |
49 | 小林 朔太郎(雪印メグミルクスキー部) | 87.6pt |
1本目が終わった時点で、トップのヤン・ヘールの僅か0.9pt差の2位に小林陵侑、2.3pt差の4位に二階堂蓮という胸躍る展開。
強い向かい風の中で行われたレークプラシッドの最終戦。
2本目の最後の10人は、一人飛ぶごとにレッドシグナルで長い待ちが入る状況。
コンセントレーションが試される。
二階堂蓮も、かなりの時間を待たされ「寒さで体がガチガチになった」らしい。
18番手の得点で順位は10位にまで落ちてしまった。
数値上は強い向かい風を示したが、下の風がなかっただろうか。
小林陵侑は、風の周期が少し弱まったところでスタートさせられてしまった感じがある。
後半を伸ばせず、直前にチョフェニックが描いた緑のラインの遥か手前に落ちてしまった。
何とか表彰台に踏みとどまりたかったが、ラニセク、フォルファンにも逆転され結果は5位。
二人とも表彰台の期待が懸かっただけに残念と言えばもちろん残念。
でも二階堂蓮は今季6度目のトップ10。小林陵侑は今季最高位タイ。
日本勢はこの3日間は総じて風に好かれなかった印象があるが、この二人に関して言えば状態は決して悪くないように見えた。
3位からの逆転勝利となったチョフェニックは今季8勝目。
逆転を喰らったヘールは2位にとどまったが、総合では再びチョフェニックに200ptの差を付けられた。
3位のラニセクは今季2度目の表彰台。
風に翻弄されたレークプラシッドを終え、鳥人たちのツアーは、次の開催地である札幌に向かう。
願わくば、落ち着いた条件の試合が観たい。
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