2013年2月24日(日)イタリア バルディフィエンメ HS106
世界よ、これがニッポンの底力だ!
金 日 本
(伊藤有希、伊東大貴、高梨沙羅、竹内択)
銀 オーストラリア
(ヘルツル、モルゲンシュテルン、ザイフリースベルガー、シュリーレンツァウアー)
銅 ドイツ
(グレッスラー、フライターク、フォークト、フロイント)
金メダルが決まった瞬間、有希は顔を覆って泣きじゃくった。
4人の中で最もプレッシャーを感じていたであろう有希。
あれは、歓喜の涙ではなく安堵の涙だったのだろうね。
1本目8位の有希を、大貴が、沙羅が、択が、100m越えの大ジャンプを連発して救った。
結果は、2位に24.3ポイントもの大差を付けての圧勝。
これぞ、チームJAPANの底力。
大貴と沙羅と択は完璧だった。
でも、4人が完璧なジャンプを決めてすんなり勝っても面白くない。
長野団体がそうだったでしょ?
私の中ではこの日の主役は伊藤有希。
あんなにしなやかなジャンプをする子が、ガチガチに硬くなりながら-少なくとも私にはそう見えました-必死にテレマークを決める姿に胸を打たれて、一本目飛び終わった時点で私の方が先に泣いてましたよ、ほんとに。
これで日本のメダルは2つ。
原田さんが解説で言っているように、最低でももう一つは欲しい。
混合団体での大貴と択を見る限り、なんだかいけちゃいそうな気がします。