スキージャンプFISワールドカップ2024/25女子個人第15戦レークプラシッド

ニカ・プレヴツが今季6勝目 佐藤柚月は海外WC初ポイント 坂本季花はWCデビュー

19th World CUP Competition
  • 2025年2月7日(金)
  • レークプラシッド(USA)
  • HS128/K115

Official Results

1  ニカ・プレヴツ(SLO) 295.7pt
2  エイリン‐マリア・クバンダル(NOR) 283.6pt
3  アレクサンドリア・ルティト(CAN) 273.2pt
 
23  佐藤 柚月(札幌日大高校) 198.4pt
31  岩崎 里胡(戸田建設株式会社) 78.3pt
35  坂本 季花(飯山高校) 69.1pt

予選リザルト 本戦リザルト


女子初のレークプラシッド大会。
予定通り現地午前に試合は開始されたものの、時折10m/sにも達する風が吹き荒れ遅々として進まない。
14人飛んだところで長い中断。結局、この後17時から予定されている男子の予選終了後に最初からやり直すこととなった。

レークプラシッドは元々強い横風が吹く傾向にあるため今季から防風ネットが設置されたが、さすがにここまで風が荒れるとあまり効果はなかったようだ。
約7時間後に始まった試合は無事に成立。

1本目で追い風をものともせず130.0mを飛んだニカ・プレヴツが、エイリン‐マリア・クバンダルの追撃をかわして優勝。
プレヴツは今季6勝目。通算13勝目。

2位は2本のコーチリクエストを成功させたクバンダル。
3位は1本目て2位だったアレクサンドリア・ルティト。
セリーナ・フライタークが4位、アグネス・ライシュが5位と好調なドイツの二人が続いた。

日本チームは選考基準に予定されていた通りジュニア世界選手権の代表選手を派遣。
いずれも海外WCは初挑戦。

佐藤柚月は23位で見事にポイントを獲得。
昨季の札幌でWCにデビューし37位。今季札幌第1戦で28位となり初ポイント獲得。札幌第2戦で29位となり連続してポイント獲得。そして今回は海外大会での初のポイント獲得。
なお、14人が飛んだ時点でキャンセルとなった午前の試合でも14人中2位で2本目進出を決めていた。

昨季、佐藤柚月と共にWCデビューを果たし38位だった岩崎里胡。
今季の札幌と蔵王では予選を突破できなかったが、今回の予選も0.1pt差の41位。
でも、アニカ・シーフが怪我で棄権したために繰り上がって本戦に出場できた。
2.7pt差の31位。これは悔しい。

12月のICOC張家口で13位となりWCの参加資格を得ていた坂本季花。
WC初挑戦がいきなり海外ということになったが、見事に31位で予選を突破しWCデビュー。
おめでとう。

彼女たちの海外初挑戦が、キャンセルという結果にならなくてホントに良かった。

WC個人総合順位

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