スキージャンプFISワールドカップ2024/25混合団体第2戦ヴィリンゲン

ノルウェーがオーストリア、ドイツを抑え圧勝　小林陵侑が復調の日本は4位

Official Results

リザルト

今季2戦目となる混合団体はノルウェーが圧勝。
好調のクバンダルとフォルファンが引っ張り、ビョルセットとスンダルもよい仕事をした。
4人に隙がなく、優勝は当然の帰結だろう。

オーストリアは、チョフェニックとヘールはさすがのパフォーマンスを見せたが、好調のザイフリーズベルガーとエダーが振るわなかった。

ドイツはパシュケではなくライムントを起用。
これに象徴されるように全体にパフォーマンスの周期が低いところにある。
シュミットではなくアグネス・ライシュという選択もあっただろうが、世界選手権を見据えるとそうもいかなかっただろうか。
フライタークの好調さが唯一の救いとなる試合ではあった。

4位の日本は小林陵侑の復調が大きい。
1本目は同巡トップ。2本目は同巡2位。エース級が揃う4巡目ではなかったとはいえ、このように結果に現れたことは大きいと思う。
高梨沙羅も2本目は同巡2位。クバンダルには敗れたが、フライタークは上回った。

1本目を飛び終えたザイツが失格になった件が騒動になっている。
2本目では、スーツに違反のないことをアピールするかのように、ブレーキングの際に両手を大きく上げて見せた。
1本少なくてもスロベニアは5位。逆を言えば、失格さえなければ表彰台だった。

1本目を飛び終えたザイツが失格になった件が騒動になっている。
2本目では、スーツに違反のないことをアピールするかのように、ブレーキングの際に両手を大きく上げて見せた。
1本少なくてもスロベニアは5位。逆を言えば、失格さえなければ表彰台だった。

ここにきてスーツ失格が多くなってきている。
世界選手権が近いので恒例行事的なことではあるのだが、札幌のCOCでも大量に違反者が出た。
ひょっとするといくつかの国はCOCを実験の場に使っているのではと邪推したくもなる。

イタチごっこは見たくもない。
失格多発でファンからそっぽを向かれることがないように、FISはもっともっと知恵を絞り、この問題を解決していかにければならないと思う。

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