女子は丸山希が大会連覇 少年は森大耀が快勝 男子は小林朔太郎が僅差で逆転V

女子組
1 | 丸山 希(北野建設SC) | 238.3pt |
2 | 一戸 くる実(雪印メグミルクスキー部) | 216.0pt |
3 | 葛西 春香(早稲田大学) | 208.7pt |
少年組
1 | 森 大耀(東海大札幌高校) | 234.6pt |
2 | 三上 託摩(余市紅志高校) | 213.0pt |
3 | 布施 飛雄真(日大山形高校) | 204.0pt |
成年組
1 | 小林 朔太郎(雪印メグミルクスキー部) | 274.0pt |
2 | 山本 涼太(長野日野自動車SC) | 273.6pt |
3 | 竹内 択(team taku) | 266.1pt |
2017年から
恒例となった真夏の札幌三連戦。
向かい風に強弱があり、やや難しい試合だっただろうか。
この日最大のトピックは表彰台にわずかに届かず4位となった伊藤有希だと思う。
はて、国内戦で伊藤有希が表彰台を逃したのはいつ以来だろう。
失格となり15位に終わった2023年サマー蔵王、特殊なノックアウト戦で3位以下の順位が明確になっていない2016年HBCカップ(ただし、4位以上であることは間違いない)を除けば、2014年夏の名寄での4位まで遡るはず。
これが正しければ、実に11年にも渡って表彰台に乗り続けてきたことになる。とてつもない記録。
大会連覇となる丸山希はNHマイスター。
この日を含めて直近5つの勝利は全てノーマルヒル。(2024サマー蔵王、2024札幌市長杯NH、2023サマー蔵王、2022札幌市長杯NH)
特に宮の森を得意としているようで、2018宮様NH、2018札幌市長杯NH、2018宮の森チャレンジカップで勝利している。
この日の結果を受けて伊藤有希は「今の女子は誰が勝つか分からないレベルになっている」と語ったようだが、明日からのラージヒルで形勢は変わるのか。
少年組は、高校生になった森大耀が、余市も含めて2連勝中の三上託摩を抑えて快勝。
3位には布施飛雄真。
男子組は小林朔太郎が僅差でコンバインダーの山本涼太を逆転。
自身も元コンバインダーである小林は、スペシャル転向後これが4勝目。(2023雪メグ杯、2023名寄ピヤシリ、2024妙高サマー)雪印メグミルク入社後としては2勝目。
3位にはNHマイスターの竹内択。
なお、この試合には男女ともにコンバインダーが多く出場しているが、その一人に渡部暁斗の名が。
札幌のスペシャルジャンプの試合に出場するのは珍しく、少なくとも私は今まで観た記憶がない。
結果は葛西紀明に次ぐ9位。
2025サマー国内戦の表彰台(女子)
2025サマー国内戦の表彰台(少年)
大会 | 優勝 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
サマー朝日 | 三上 託摩 | 糸氏 琉人 | 長谷川 琉已 |
サンピラー記念 | (9位 三上 託摩) | (12位 森 大耀) | (20位 姫野 蒼大) |
札幌市長杯NH | 森 大耀 | 三上 託摩 | 布施 飛雄真 |