2015 FISノルディックスキー世界選手権ファルン大会 混合団体NH

ドイツがノルウェーに逆転で金 日本は2連覇ならず銅

2015年2月22日(日)ファルン(SWE)HS100/k90

金 ドイツ 917.9pt(453.2pt 2位 464.7pt 1位)
  フォークト(108.7pt 3位 112.7pt 3位)
  フライターク(115.0pt 1位 115.7pt 1位)
  アルトハウス(107.3pt 5位 108.7pt 5位)
  フロイント(122.2pt 1位 127.6pt 1位)

銀 ノルウェー 915.6pt(455.7pt 1位 459.9pt 2位)
  ヤール(108.1pt 4位 107.9pt 5位)
  バーダル(111.8pt 2位 110.6pt 2位)
  ルンビ(116.4pt 2位 115.5pt 2位)
  ベルタ(119.4pt 2位 125.9pt 2位)

銅 日 本 888.3pt(437.8pt 3位 450.5pt 3位)
  高梨 沙羅(112.1pt 2位 114.2pt 1位)
  葛西 紀明(105.8pt 3位 107.4pt 3位)
  伊藤 有希(101.7pt 6位 110.1pt 4位)
  竹内 択(118.2pt 3位 118.8pt 5位)

 

4 オーストリア 869.5pt
  イラシュコ、ハイベック、ザイフリーズベルガー、クラフト

5 スロベニア 868.4pt
  ブティッツ、デズマン、ロゲリ、プレヴツ

6 ロシア 791.8pt
  アバクモワ、ハゼトディノフ、チホノワ、マキシモチキン

7 USA 789.3pt
  イングランド、アレクサンダー、ヘンドリクソン、ローズ

8 フランス 773.2pt
  ルメール、ラミーシャプイ、クレール、デコム・セヴォア

 



1本目1位はまさかのノルウェー。
ヤールとルンビががんばった。
金メダルはアンカー、ベルタとフロイントの一騎打ちで決するという胸躍る展開。
ベルタの渾身のテレマーク(57.0pt)も見事だったけど、フロイントはその上を行った(58.0pt)

 

連覇を懸けて臨んだ日本は銅メダル。
うれしさ半分、悔しさ半分。
いやいや、個人的には悔しさしかないかな。
ドイツとは29.6pt差。ノルウェーとは27.3pt差。
みんな頑張ったけど、残念ながらこの両者に対しては完敗と言っていいでしょう。
勝ってほしかったし、勝たせてあげたかった。

 

この種目は日本のお家芸。
2012年にGPで初採用されて以降、1位か2位にしかなったことが無かったんだけどなぁ・・・

2012.08.14 GP クーシュベル(こちら1位  (伊藤、高梨、葛西、渡瀬)
2012.08.18 GP ヒンターツァルテン(こちら2位  (高梨、岩渕、清水、渡瀬)
2012.11.23 WC リレハンメル(こちら2位  (伊藤、渡瀬、高梨、竹内)
2013.02.24 世戦 バルディフィエンメ(こちら1位  (伊藤、伊東、高梨、竹内)
2013.07.27 GP ヒンターツァルテン(こちら1位  (伊藤、葛西、高梨、渡瀬)
2013.08.14 GP クーシュベル(こちら2位  (伊藤、渡瀬、高梨、竹内)
2013.12.06 WC リレハンメル(こちら1位  (伊藤、伊東、高梨、竹内) 

 

 

コメント

  1. laziole27さん、どうもです。

    混合団体…
    100%の力を発揮したドイツと、
    120%の力を引き出したノルウェーに敗れる…。

    laziole27さんと同様、私も悔しさしかありません。
    この競技は、なんとしても勝ってもらいたかった。
    何より高梨さんのために。

    これまでの混合団体では、
    高梨さんが他選手を圧倒する高得点をしばしば出していましたが、
    女子ジャンプの今年の状況では、なかなかそうはいかないですね。
    チーム「土屋ホーム」は、ちょいと入れ込みすぎ?
    竹内さんは、相変わらず素晴らしかったです。

    ドイツはフロイントさんの力もさることながら、
    フライタークさんが確実に試合の流れを引き寄せていました。
    ドイツらしい、実に堅実な試合運びでしたね。

    ノルウェーは、前日のNHで優勝したベルタさんの勢いが、
    そのままチーム全員に乗り移ったかのような感じでした。
    混合団体になると強いルンビーさん。
    そしてヤールさんはいつもより5歳は若く見えました。(^ ^;

    オーストリアは、1回目のハイベックさんが伸びなかったのが、
    そのまま引きずってしまった感じですね。
    優勝候補というプレッシャーもあったのかも。

    アメリカのヘンドリクソンさんは、ここにきて大ジャンプを連発!
    チームのほぼ3割の得点を一人で稼ぐ力は、やはりさすが。
    (男子選手が不甲斐ないだけかもしれませんが…。)
    最終戦オスロが、ますます楽しみになります。

    次回の混合団体では、ぜひとも定位置を取り返していただきましょう。
    そしてぜひぜひこの種目、オリンピックにも採用していただきたいですね。

    あ、そういえば。
    以前こちらに、女子ワールドカップ最終戦のオスロは、
    NHKBSでは放送されないとコメントさせていただきましたが、
    私の勘違いでした。
    3月14日(土)の午前9時から放送されるようです。
    失礼いたしました。

    ランキングのことはもう気にせず、
    各選手にしっかり飛んでいただきたいですね。
    …イラシュコさんが、ここしばらくラージヒルを飛んでいないことは
    少々気になるところですが。

    • Supiさん、こんにちは。

      コメント拝読いたしました。
      ジャンプ競技に対する高い知識と見識をお持ちのようですから、
      ご自身のブログで披露されてはいかがでしょうか?

  2. laziole27さん、アドバイスありがとうございます。

    こちらのブログほどの面白く、切り口鋭い内容は記せませんが、
    ブロクでの話題の件、考えてみます。(^ ^;