スキージャンプFISグランプリ2023混合団体クリンゲンタール【国別総合成績】

この夏唯一の団体戦はドイツがV 日本は2位

2023年10月8日(日)クリンゲンタール(GER)HS140/K125

8th/10th Grand Prix Competition

1 ドイツ 976.2pt
S.フライターク、M.ハマン、K.シュミット、A.ヴェリンガー
2 日本 932.0pt
高梨沙羅、二階堂蓮、伊藤有希、小林陵侑
3 オーストリア 923.1pt
M.クラマー、D.チョフェニック、J.ザイフリーズベルガー、M.フェットナー

リザルト


今夏GPにおける唯一の団体戦。
日本は1本目3位からの逆転で2位。
日本の混合団体での表彰台は2019GPヒンターツァルテン以来4年ぶり。

混合団体 日本の全成績

2012.08.14 GP クーシュベル 1位 伊藤、高梨、葛西、渡瀬
2012.08.18 GP ヒンターツァルテン 2位 高梨、岩渕、清水、渡瀬
2012.11.23 WC リレハンメル 2位 伊藤、渡瀬、高梨、竹内
2013.02.24 WSC バルディフィエンメ 1位 伊藤、伊東、高梨、竹内
2013.07.27 GP ヒンターツァルテン 1位 伊藤、葛西、高梨、渡瀬
2013.08.14 GP クーシュベル 2位 伊藤、渡瀬、高梨、竹内
2013.12.06 WC リレハンメル 1位 伊藤、伊東、高梨、竹内
2015.02.22 WSC ファルン 3位 高梨、葛西、伊藤、竹内
2017.02.26 WSC ラハティ 3位 高梨、竹内、伊藤、伊東
2018.09.08 GP チャイコフスキー 1位 丸山、佐藤幸、高梨、小林潤
2019.03.02 WSC ゼーフェルト 5位 伊藤、佐藤幸、高梨、小林陵
2019.07.27 GP ヒンターツァルテン 2位 丸山、小林潤、高梨、佐藤慧
2021.02.20 WC ルシュノフ 4位 丸山、佐藤幸、高梨、小林陵
2021.02.28 WSC オーベルストドルフ 5位 伊藤、佐藤幸、高梨、小林陵
2021.09.12 GP チャイコフスキー 4位 櫻井、渡部陸、宮嶋、伊東
2022.01.28 WC ヴィリンゲン 5位 伊藤、中村、岩渕、佐藤幸
2022.02.07 OWG 北京 5位 高梨、佐藤幸、伊藤、小林陵
2022.03.04 WC オスロ 4位 高梨、佐藤幸、伊藤、小林陵
2022.09.18 GP ルシュノフ 9位 中山、清水、宮嶋、二階堂
2022.10.01 GP クリンゲンタール 4位 伊藤、中村、勢藤、小林陵
2022.12.10 WC ティティゼーノイシュタット 5位 伊藤、小林陵、高梨、中村
2023.02.03 WC ヴィリンゲン 4位 伊藤、中村、高梨、小林陵
2023.10.08 GP クリンゲンタール 4位 高梨、二階堂、伊藤、小林陵

GP女子ネイションズカップ総合順位

1  スロベニア 1667
2  日本 -348
3  ドイツ -881
4  カナダ -1077
5  オーストリア -1380

女子国別総合

GP男子ネイションズカップ総合順位

1  オーストリア 1298
2  ドイツ -260
3  ポーランド -371
4  日本 -382
5  スイス -386

男子国別総合


さて、10月4日にSAJから2022/23 国際主要大会派遣選手選考基準が示された。
昨年も10月5日に発表されているので、ほぼ同じタイミングでの発表となった。

WC開幕ピリオドの選手選考は従来では前年度のWCの成績が偏重されてきたきらいがあったが、昨年の選考基準からはその夏のグランプリ等の成績も重視されるようになった。
今季も同様の考えが見て取れ、昨年と同じくバランスの取れた選考基準だと評価したい。

ただし、これは昨年も書いたことだが、発表するタイミングは大いに疑問が残る。
サマーシーズンの成績を選考基準に含めるのであれば、サマーシーズンが始まる前に選考基準を示すべきだろう。これではなんだか後出しジャンケンのような気がする。

先手、先手で選考基準を作成していくことが簡単ではないことは承知しているつもりだ。
でも、選手としてみれば、何をどこまで頑張ればWCに選考されるのかが分からない状態で夏の試合に臨まなければならないことになる。それは理不尽。