プレヴツVSフライタークの構図再び 日本勢は4位の高梨沙羅を筆頭に5人がトップ10入り

1st Grand Prix Competition
Official Results
1 | ニカ・プレヴツ(SLO) | 241.7pt |
2 | セリーナ・フライターク(GER) | 224.7pt |
3 | アビゲイル・ストレイト(CAN) | 222.9pt |
4 | 高梨 沙羅(クラレ) | 221.7pt |
5 | 勢藤 優花(オカモトグループ) | 209.9pt |
6 | 丸山 希(北野建設SC) | 195.9pt |
8 | 一戸 くる実(CHINTAIスキークラブ) | 185.2pt |
10 | 佐藤 柚月(東京美装グループスキー部) | 170.5pt |
19 | 岩佐 明香(大林組スキー部) | 110.6pt |
2026ミラノ・コルティナオリンピックに向けて重要な夏シーズンが開幕。
オリンピックの舞台となるバルディフィエンメを含む5会場(男子は6会場)で、混合団体を含む10試合(男子は、さらにスーパーチーム戦を含む13試合)が予定されている。
女子開幕戦は、ニカ・プレヴツとセリーナ・フライタークによる優勝争いという昨季ワールドカップの構図がそのまま持ち込まれた。
プレヴツが大差をつけてフライタークを圧倒するところもそのまま。
1本目は4位で、トップで折り返したアビゲイル・ストレイトと2位の高梨沙羅と3位のセリーナ・フライタークを俄然やる気にさせた。
ところが2本目の終盤は追い風傾向となり、ライバルたちがこれに手を焼くなか、独りどこ吹く風とばかりのパフォーマンスで一気に頂点に立った。プレヴツの天下は当分続きそう。
WCで22勝。2季連続で総合優勝を成し遂げているプレヴツだが、GPではこれが初勝利。
昨季WCで8回の2位表彰台があるが、そのうちの6回はプレヴツの右下に立つこととなったフライタークは、またしてもプレヴツに初優勝を阻まれてしまった。
WCでは5表彰台が5回あるストレイトはGP初表彰台。
日本勢は、表彰台まで1.2ptの4位だった高梨沙羅を筆頭に、5位:勢藤優花、6位:丸山希、8位:一戸くる実、10位:佐藤柚月と、トップ10に5名が入る大豊作。19位の岩佐明香を含めて全員ポイント獲得の好発進。
それにしても、国内戦に姿を見せずにいきなり遠征し結果を出す勢藤優花には、毎度のことながら驚かされる。
なお、日曜日の試合は新フォーマットで開催される。
グループラウンドの得点を引き継がずに決勝ラウンドの得点のみで最終結果が決まるという点は、かつてのHBCカップのトーナメント戦を彷彿させるかな。
女子…
男子…