2024白馬サマージャンプ大会

内藤智文が白馬ラージヒルを制し今季国内2勝目 伊藤有希は大差で圧勝

全日本スキー連盟A級公認
  • 2024年9月1日(日)
  • 白馬村 白馬ジャンプ競技場
  • HS131/K120

女子組

1  伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 257.5pt
2  勢藤 優花(オカモトグループ) 207.7pt
3  一戸 くる実(CHINTAIスキークラブ) 195.0pt

リザルト

男子組

1  内藤 智文(山形県スポーツ協会) 240.4pt
2  二階堂 蓮(日本ビールスキー部) 235.8pt
3  葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 228.2pt

リザルト


内藤智文は、実業団に所属することなく二桁の勝利を挙げてきた稀有な選手だ。
しかし、これまで白馬での勝利がなかった。
通算11勝目は、その白馬でのうれしい初勝利。

  • 2017.07 全日本サマー朝日(朝日三望台)
  • 2017.12 名寄ピヤシリ(名寄ピヤシリ)
  • 2017.12 名寄吉田杯(名寄ピヤシリ)
  • 2018.01 雪印メグミルク杯(宮の森)
  • 2018.03 宮様ノーマルヒル(宮の森)
  • 2018.11 札幌市長杯ラージヒル(大倉山)
  • 2019.02 くしろさっぽろ国体(宮の森)
  • 2021.10 鹿角サマー(鹿角花輪)
  • 2022.01 HTBカップ(大倉山)
  • 2024.08 塩沢サマー(塩沢)
  • 2024.08 白馬サマー(白馬)

1週間前の塩沢で、約2年半ぶりの勝利を挙げたばかり。
成年男子で、この夏に複数勝利を挙げているのは小林陵侑と内藤智文だけだ。
塩沢と違って、この試合には小林陵侑と中村直幹を除いてほぼフル参戦。
その中での勝利は、やはり大きな意味を持つ。

トップで折り返した2本目では、唯一のヒルサイズオーバーとなる133.5m。
条件もよく、ヒルレコードの136.0mも狙えそうだったらしいが、安全を考えて無理はしなかったようだ。
余力を残してもしっかりと勝ち切れた。会心の勝利と言えるのではないか。

10月には、ワールドカップ開幕メンバーの最後の1枠が懸かる全日本選手権がここ白馬で開催される。
良い感触を得てその舞台に臨めるのだとしたら、やはりこの勝利の持つ意味は大きい。

2位の二階堂蓮は、今季1勝を含む4度目の表彰台。
葛西紀明は、前日の記録会に続く2試合連続の3位表彰台。

女子は、伊藤有希が2本目にヒルサイズオーバーを繰り出し、2位に50pt近い差をつけての圧勝。
2位の勢藤優花は、この夏3度目の表彰台。
3位の一戸くる実も、3度目の表彰台。

なお、この試合には少年組の設定はないが、布施飛雄真が17位でトップ。
25位の三上託摩、32位に西田蓮太郎と続く。

2024夏季・秋季 表彰台(女子)

大会 優勝 2位 3位
サンピラー記念 伊藤 有希 一戸 くる実 葛西 優奈
札幌市長杯NH 丸山 希 葛西 春香 伊藤 有希
札幌市長杯LH 伊藤 有希 丸山 希 勢藤 優花
チャレンジカップ 伊藤 有希 勢藤 優花 丸山 希
サマー蔵王 丸山 希 伊藤 有希 中山 和
塩沢 伊藤 有希 岩佐 明香 一戸 くる実
白馬記録会 伊藤 有希 岩佐 明香 葛西 優奈
白馬サマー 伊藤 有希 勢藤 優花 一戸 くる実
妙高サマー      
鹿角サマー      
全日本選手権NH      
全日本選手権LH      
UHB杯      
NHK杯      

※ 白馬記録会は全日本公認試合ではない

2024夏季・秋季 表彰台(少年)

大会 優勝 2位 3位
札幌市長杯NH 布施 飛雄真 森 大耀 三上 託摩
札幌市長杯LH 布施 飛雄真 佐々木 星語 三上 託摩
チャレンジカップ 布施 飛雄真 森 大耀 姫野 蒼大
サマー蔵王 布施 飛雄真 森 大耀 西田 蓮太郎
塩沢 西田 蓮太郎 布施 飛雄真 三上 託摩
妙高サマー      

2024夏季・秋季 表彰台(男子)

大会 優勝 2位 3位
サンピラー記念 佐藤 幸椰 佐藤 慧一 坂野 旭飛
札幌市長杯NH 佐藤 慧一 二階堂 蓮 内藤 智文
札幌市長杯LH 二階堂 蓮 佐藤 慧一 竹内 択
チャレンジカップ 小林 陵侑 竹花 大松 小林 朔太郎
サマー蔵王 小林 陵侑 中村 優斗 二階堂 蓮
塩沢 内藤 智文 藤田 慎之介 中村 優斗
白馬記録会 竹花 大松 竹内 択 葛西 紀明
白馬サマー 内藤 智文 二階堂 蓮 葛西 紀明
妙高サマー      
鹿角サマー      
全日本選手権NH      
全日本選手権LH      
UHB杯      
NHK杯      

※ 白馬記録会は全日本公認試合ではない

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