ニカ・プレヴツが異なる試合形式を連勝し今季3勝目 連続2位の丸山希は3試合連続の表彰台

4th Grand Prix Competition
Official Results
1 | ニカ・プレヴツ(SLO) | 126.2pt |
2 | 丸山 希(北野建設SC) | 117.5pt |
3 | アビゲイル・ストレイト(CAN) | 116.4pt |
4 | 高梨 沙羅(クラレ) | 105.0pt |
6 | 佐藤 柚月(東京美装グループスキー部) | 100.8pt |
9 | 一戸 くる実(雪印メグミルクスキー部) | 95.1pt |
12 | 勢藤 優花(オカモトグループ) | 93.2pt |
17 | 岩佐 明香(大林組スキー部) | 85.8pt |
ニカ・プレヴツが2連勝で今季3勝目。
丸山希が2戦連続2位で3試合連続の表彰台。
アビゲイル・ストレイトは2試合連続、かつ、今季3度目の3位。
高梨沙羅は4試合連続の4位。
土曜と日曜で1位から4位までは全く同じ並び。
されども試合形式は全く異なり、土曜は通常のフォーマットで日曜はHigh Five。
High Five初実施となったクーシュベルでは “ギャンブル性の強いフォーマット” と書いたが、ヴィスワでの2日間の結果を見ると、あながちそうとも言い切れないのかもしれない。
前日にWC・GPを通じて初のシングルとなる5位だった佐藤柚月は、2日連続のシングル。
一方で、勢藤優花は1本目で5位だったものの、その得点は引き継がないHigh Fiveゆえに12位となり、今季初めてシングルを逃した。
日本勢は開幕から4試合連続で全員が20位以内の好成績で第1次遠征を終了する。
高梨沙羅を除く5名は、22日・23日のサマー蔵王大会のエントリーリストに名を連ねている。
ここまでの4試合で目を引いたのはアンナ・ツァルドシュ(POL)。
開幕戦1本目で上位進出の可能性がありながらもスキーの長さ違反で失格となってしまっていたが、その後の試合で9位→7位と来て、この日は5位。
今までの最高位はWCで15位、GPで12位だったツァルドシュだが、この夏一気に上位争いに絡んできた。
キンガ・ライダが去り、ニコル・コンデルラがやや足踏みする中、ツァルドシュの力でポーランド女子は今度こそ強豪国の仲間入りができるか。