スキージャンプFISグランプリ2025男子個人第5戦ルシュノフ

夏男クバツキ面目躍如 小林朔太郎が2度目の表彰台 二階堂蓮は今季初参戦で3位

5th Grand Prix Competition
  • 2025年9月13日(土)
  • ルシュノフ(ROU)
  • Normal Hill Individual
  • HS97/K90

Official Results

1  ダヴィド・クバツキ(POL) 242.3pt
2  小林 朔太郎(雪印メグミルクスキー部) 238.4pt
3  二階堂 蓮(日本ビールスキー部) 237.1pt
 
7  中村 直幹(Flying Laboratory SC) 227.2pt
13  佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 221.4pt
45  佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) 78.7pt

プロローグリザルト 本戦リザルト


夏に強いダヴィド・クバツキが、その評価にたがわぬ力を発揮し今季初優勝。
とはいえクバツキのGPでの勝利は2022クリンゲンタール以来となる3年ぶり。
そのシーズンに3度目のGP総合優勝を遂げているけれど、ようやく還ってきたという感じがする。

還ってきたと言えばマッケンジー・ボイド=クローズ(CAN)。
2023年4月のプラニツァを最後に2年半近く活動を休止していたが、この試合で復帰。
14位という好成績を収め、その実力は少しも衰えていない。

開幕戦でWC・GPを通じて初の表彰台を獲得した小林朔太郎が、自己最高位を一つ更新して2度目の表彰台。
上位陣が参戦していないこともあって、GP総合で10位から一気にジャンプアップして2位に。

今季GP初参戦となる二階堂蓮は、1本目2位からの3位表彰台。
実力をいかんなく発揮したが、なにせ彼は2022のここルシュノフでGP初出場でいきなり初優勝を成し遂げた男。

ところでクバツキは、トップで折り返すことになった1本目に対し2本目は8位。
クバツキに限らず、ポーランド勢は総じて1本目と2本目の順位に乖離がある。

  • 5位 ストッフ : 1本目11位 → 2本目1位。
  • 6位 ズニシチョル : 1本目4位 → 2本目15位。
  • 11位 コット : 1本目25位 → 2本目2位。
  • 15位 ジワ : 1本目26位 → 2本目10位。

偶然?

GP総合順位


9/13
FISカップ第7戦アインジーデルン(SUI)
6  布施 飛雄真(日大山形高校)
37  森 大耀(東海大札幌高校)
39  三上 託摩(余市紅志高校)
44  姫野 蒼大(札幌日大高校)

リザルト

海外初挑戦ながら、リュブノで7位となり驚かされた布施飛雄真。
自己最高位を更新してこの日は6位と、またまた驚かされる。

しかし、実力的には伯仲しているであろう三上託摩や森大耀と、ここまで結果に違いが出るのはなぜだろう。
SAJには、しっかりと分析して選手の育成に繋げていただきたい。
まあ、こんな素人に言われるまでもなく当然にやっているんだろうけど。