ニカ・プレヴツが逆転で今季4勝目 勢藤優花が5位 丸山希が6位 日本勢は全員ポイント獲得

11th World Cup Competition
Official Results
| 1 | ニカ・プレヴツ(SLO) | 284.1pt |
| 2 | アンナ-オディヌ・ストローム(NOR) | 267.4pt |
| 3 | カタリナ・シュミット(GER) | 247.9pt |
| 5 | 勢藤 優花(オカモトグループ) | 239.9pt |
| 6 | 丸山 希(北野建設SC) | 239.6pt |
| 11 | 高梨 沙羅(クラレ) | 229.3pt |
| 15 | 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) | 220.0pt |
| 19 | 宮嶋 林湖(松本大学) | 207.3pt |
| 29 | 佐藤 柚月(東京美装グループスキー部) | 181.5pt |
厳しい追い風が吹きつけたかと思うと時折向かい風も交じる難しいコンデションのなか、ニカ・プレヴツが逆転勝利。
イエロービブの丸山希が1本目で強い追い風に当たり14位と出遅れる中、トップで折り返したのは第5戦ヴィスワで勝利を挙げているアンナ-オディヌ・ストローム。ただ、2位プレヴツとの差はわずかに1.0pt。
しかし、2本目でプレヴツは136.0mを飛んだのに対しストロームは125.0mにとどまった。
終わってみれば16.7ptにまで差を拡げて、プレヴツが強さを見せつけた形だ。
プレヴツは今季4勝目。
ストロームは3試合連続、今季4度目の表彰台。
そして3位にカタリナ・シュミットが入り、これがドイツ勢にとっての今季初表彰台。
14位で折り返した丸山希は、2本目は4位の得点で猛然と8人を捲っての6位。
表彰台に乗れなかったのは今季これで2度目。6位は今季のワースト順位。
しかし、逆にこの二つの事実が、今季の丸山の無双ぶりを物語る。
勢藤優花は今季最高位の5位。
シングル順位は今季4度目。そのうち3回は強い追い風の試合だったけど、いつも通りの後ろに手を引く空中フォームが、自然と追い風にマッチしているのではと思ってみたり。
4試合ポイントのなかった佐藤柚月も2本目に進み、日本勢は今季3回目の全員ポイント獲得。
次の試合まで少し空くので、チームはイタリアへの小旅行とプラニツァでのトレーニングに向かうらしい。

