スキージャンプFISワールドカップ2025/26女子個人第5戦ヴィスワ

ストロームが復活の今季初勝利 丸山希は開幕5戦連続表彰台

6th World Cup Competition
  • 2025年12月4日(木)
  • ヴィスワ(POL)
  • Large Hill Individual
  • HS134/K120

Official Results

1  アンナ-オディヌ・ストローム(NOR) 246.0pt
2  アビゲイル・ストレイト(CAN) 240.9pt
3  丸山 希(北野建設SC) 236.9pt
 
7  高梨 沙羅(クラレ) 226.6pt
8  勢藤 優花(オカモトグループ) 223.2pt
14  伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 202.5pt
25  佐藤 柚月(東京美装グループスキー部) 185.7pt
   宮嶋 林湖(松本大学) 予選44位

予選リザルト 本戦リザルト


女子ワールドカップ(WC)としては、2022/23開幕戦で史上初のハイブリット方式で開催されて以来2度目の開催となるヴィスワ。
直近では8月にグランプリ(GP)の舞台ともなっており、ニカ・プレヴツが連勝している。

そのプレヴツが予選で失格。僅かに体重が足りずスキーの長さ違反となってしまった。
前戦で今季初優勝し、いよいよこれからというところだっただけに残念だ。

優勝候補の一角を欠いた中、優勝したのは今季初表彰台でもあるアンナ-オディヌ・ストローム。
全体に踏切の遅れがみられる選手が多い中でうまく踏み切り、かつ、完ぺきではないもののテレマークもまずまず決まって勝利した。

2023/24エンゲルベルクで転倒し大怪我をして以来、この夏のGPバルディフィエンメで勝利を挙げていたが、WCとしては久々の勝利。
通算4勝目。

2位は2本目で131.0mを飛び、2022/23開幕第2戦でカタリナ・シュミットが出したヒルレコードに並んだアビゲイル・ストレイト。追い風傾向の中で吹いた向かい風を上手く捉えた。
今季2度目の2位。

そして3位は丸山希。
2本とも踏切で遅れてしまったが、それでも2本ともK点を超え1本目を2位で折り返した。
2本目はストレイトに逆転されはしたが3位を守り、これで開幕から5試合連続の表彰台。
プレヴツが不在となったこともあり総合で大きくリードを拡げることに成功した。

上り調子の高梨沙羅は3試合連続シングルとなる7位。
勢藤優花は今季初のシングルとなる8位。

WC総合順位