ストロームが復活の今季初勝利 丸山希は開幕5戦連続表彰台

6th World Cup Competition
Official Results
| 1 | アンナ-オディヌ・ストローム(NOR) | 246.0pt |
| 2 | アビゲイル・ストレイト(CAN) | 240.9pt |
| 3 | 丸山 希(北野建設SC) | 236.9pt |
| 7 | 高梨 沙羅(クラレ) | 226.6pt |
| 8 | 勢藤 優花(オカモトグループ) | 223.2pt |
| 14 | 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) | 202.5pt |
| 25 | 佐藤 柚月(東京美装グループスキー部) | 185.7pt |
| 宮嶋 林湖(松本大学) | 予選44位 | |
女子ワールドカップ(WC)としては、2022/23開幕戦で史上初のハイブリット方式で開催されて以来2度目の開催となるヴィスワ。
直近では8月にグランプリ(GP)の舞台ともなっており、ニカ・プレヴツが連勝している。
そのプレヴツが予選で失格。僅かに体重が足りずスキーの長さ違反となってしまった。
前戦で今季初優勝し、いよいよこれからというところだっただけに残念だ。
優勝候補の一角を欠いた中、優勝したのは今季初表彰台でもあるアンナ-オディヌ・ストローム。
全体に踏切の遅れがみられる選手が多い中でうまく踏み切り、かつ、完ぺきではないもののテレマークもまずまず決まって勝利した。
2023/24エンゲルベルクで転倒し大怪我をして以来、この夏のGPバルディフィエンメで勝利を挙げていたが、WCとしては久々の勝利。
通算4勝目。
2位は2本目で131.0mを飛び、2022/23開幕第2戦でカタリナ・シュミットが出したヒルレコードに並んだアビゲイル・ストレイト。追い風傾向の中で吹いた向かい風を上手く捉えた。
今季2度目の2位。
そして3位は丸山希。
2本とも踏切で遅れてしまったが、それでも2本ともK点を超え1本目を2位で折り返した。
2本目はストレイトに逆転されはしたが3位を守り、これで開幕から5試合連続の表彰台。
プレヴツが不在となったこともあり総合で大きくリードを拡げることに成功した。
上り調子の高梨沙羅は3試合連続シングルとなる7位。
勢藤優花は今季初のシングルとなる8位。

