タンデが2季ぶりの勝利 RAW AIRはクラフトの手中に
2022年3月6日(日) オスロ(NOR)HS134/K120
31st World Cup Competition
1 | ダニエル-アンドレ・タンデ(NOR) | 271.2pt |
2 | アンツェ・ラニセク(SLO) | 267.1pt |
3 | シュテファン・クラフト(AUT) | 266.9pt |
7 | 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) | 260.9pt |
21 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 240.8pt |
27 | 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 233.8pt |
30 | 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) | 228.2pt |
34 | 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) | 107.7pt |
43 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 96.4pt |
昨季3月のプラニツァでの、あの身も毛もよだつ事故から1年。
タンデがついに表彰台の頂点に帰ってきた。
事故から6ヵ月後にはCOCとGPに出場。この冬のWCも開幕から出場を続けてきた。
第7戦クリンゲンタールで2位となり感極まったような表情を見せたりもしたが、それ以外は低調の成績。身体というより心の影響を感じさせた。
しかし昨日のオスロ初戦で4位。そして、この日は4位からの逆転優勝。勝利の瞬間にはやはり感極まったか涙が見えた。
通算8勝目。2019/20ルカ以来となる2年3ヵ月ぶりの勝利。
前日同様に大混戦となったが、これまた前日同様に1本目と2本目で順位に大きな乖離の見られる選手も多く難しい試合だったと思う。
特に1本目でトップだったストッフは、2本目は追い風で大失速の28位。結局15位にまで沈んでしまい苦笑いを見せるしかなかった。
1本目で3位だった小林陵侑は、2本目で大きくタイミングが外れ11位の得点で7位まで落ちてしまった。
一方でガイガーは5位で折り返してその順位をキープ。
予選でトップだったこともありRAW AIRで陵侑を上回り2位。陵侑は3位に落ちた。
RAW AIRのタイトルを獲ったのはクラフト。
五輪後は5戦2勝。表彰台を外したのは1戦のみと絶好調。
その勢いのままに初代王者が2度目のタイトル獲得となった。
RAW AIR 歴代総合優勝者
RAW AIR 総合順位
1 | S.クラフト(AUT) | 1203.3pt |
2 | K.ガイガー(GER) | -30.7 |
3 | 小林 陵侑(JPN) | -40.4 |
4 | C.プレヴツ(SLO) | -48.6 |
5 | M.アイゼンビヒラー(GER) | -54.1 |
20 | 佐藤 幸椰(JPN) | -182.7 |
27 | 佐藤 慧一(JPN) | -297.3 |
30 | 小林 潤志郎(JPN) | -402.4 |
33 | 伊藤 大貴(JPN) | -422.1 |
43 | 中村 直幹(JPN) | -599.5 |