クラマーがオプセットを僅差でかわす 岩渕香里が自己最高位タイ6位
2021年12月10日(金) クリンゲンタール(GER)HS140/K125
5th World Cup Competition
1 | マリタ・クラマー(AUT) | 247.9pt |
2 | シリエ・オプセット(NOR) | 245.3pt |
3 | ウルサ・ボガタイ(SLO) | 237.5pt |
5 | 高梨 沙羅(クラレ) | 225.4pt |
6 | 岩渕 香里(北野建設) | 207.7pt |
11 | 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) | 193.8pt |
16 | 勢藤 優花(北海道ハイテクAC) | 169.8pt |
57 | 岩佐 明香(大林組スキー部) | 予選落ち |
岩渕香里が自己最高位タイとなる6位。
前回の6位は2015/16ラハティでのこと。なんと5年10ヵ月ぶりのタイ記録。
トップ10以内は通算9回目。ラージヒルでは初。
今季は、初戦こそ26位だったが、その後は13位、17位、12位と10番台の順位を重ね、トップ10を狙える位置には付けていた。
それが一気にトップ6に入ってくるとは!
その岩渕の1つ上の順位だった高梨沙羅。
2本目は今シーズンで一番良いパフォーマンスだったように思う。
ただ、それでも4番手の得点。表彰台は近いようで遠い。
勝ったクラマーは、やはり本人的にはしっくり来てない様子。
1本目は、LHでより強さを増してきたオプセットに0.6pt差まで詰め寄られた。
最後は何とか逃げ切ったが、どちらが勝ってもおかしくはなかった。
さて、どうやら札幌と蔵王のワールドカップは中止となるようだ。
女子は札幌と蔵王の両大会を五輪代表の最終選考に充てているが、果たしてこれがどうなるのか。