2015/16 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第1戦クリンゲンタール

個人開幕戦でノルウェーの伏兵タンデが初優勝 葛西は5位

2015年11月22日(日)クリンゲンタール(GER)HS140/K125

① ダニエル・アンドレ・タンデ(NOR) 268.7pt(142.0m 140.5m)
② ぺテル・プレヴツ(SLO) 265.6pt(139.0m 138.0m)
③ セヴェリン・フロイント(GER) 249.5pt(134.0m 132.0m)

5 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 247.2pt(136.5m 139.5m)
12 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) 226.9pt(127.0m 133.5m)
16 竹内 択(北野建設スキー部) 209.1pt(121.5m 123.5m)

42 栃本 翔平(雪印メグミルクスキー部) 84.5pt(120.0m)

予選不通過 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部)
予選不通過 作山 憲斗(北野建設スキー部)

 


 

COCを除けば、昨年のGP長野での3位(こちら)と2位(こちら)以外に目立った戦績の無かったノルウェーの21歳ダニエル・アンドレ・タンデがWC初優勝。
1本目で良い風もらって2位につけたけど、まさか140m超えを2本揃えてくるとはね。

 

昨年の開幕戦クリンゲンタールではコウデルカが初優勝。(こちら
一昨年の開幕戦クリンゲンタールでもビエグンが初優勝。 (こちら
そして今年は、タンデが初優勝。
 開幕戦 × クリンゲンタール = 初優勝
この公式、テストに出ます!

 

強めの向かい風で、昨日は一度もなかったレッドシグナルが今日は何度か点灯した。
葛西の1本目の直前もまさにその状態で、二人前のベルタがゲートを3回も外された。
こういう時は集中を保つのが難しいものだけど、風にも恵まれたし、着地でいつも通り左足流れたけどあまり減点もされずに済んで、4位で2本目に進むことに。
2本目も悪くなかったけど、フライターク(249.4pt。表彰台まで
0.1pt!)に追い上げられ順位を一つ落として5位で初戦を終えた。

 

わずか2.3pt差で表彰台こそ逃したけれど、葛西にとっては悪くない開幕戦だったんじゃないかな。
それと大貴も2本目は悪くなかった。
結果として1本目の18位から6つ順位を上げたしね。

 

ところで、各国のウェアの色なんだけど、緑色が多すぎないかね。
スロベニア、ドイツ、チェコ、ポーランド。
コーチボックスの中、緑だらけ。