スキージャンプFISワールドカップ2025/26男子個人第23戦ラハティ

ドメン・プレヴツの総合優勝が決定 ライムントがワールドカップ初優勝 ゾグラフスキーは初表彰台

27th World Cup Competition
  • 2026年3月6日(金)
  • ラハティ(FIN)
  • Large Hill Individual
  • HS130/K116

Official Results

1  フィリップ・ライムント(GER) 129.3pt
2  ダニエル・チョフェニック(AUT) 128.6pt
3  ウラジミール・ゾグラフスキー(BUL) 127.2pt
 
6  小林 陵侑(TEAM ROY) 124.8pt
17  佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 112.9pt
29  内藤 智文(山形市役所) 103.0pt
43  中村 直幹(Flying Laboratory SC) 94.4pt

本戦リザルト


11月に悪天候により中止となったルカの代替試合。
予選なし、かつ、1ラウンドのみの実施という変則的な形での試合となった。

ラストジャンパーのドメン・プレヴツは、いつものように空中で少し左右に揺れながらも129.0mまで飛距離を伸ばし着地も決めた。
リーダーボードの前で待つフィリップ・ライムントに9.5ptの差をつけ、チームメートから祝福の抱擁を受けた。

が、10分と経たないうちにライムントが祝福の抱擁を受ける場面が映し出された。
更には、4位だったはずのウラジミール・ゾグラフスキーがビブを付けスキーを持って慌てたように駆け付ける様子も映し出された。

なんと、ドメン・プレヴツは失格。体重が減りスキーの長さ違反となってしまった。
勝てば前人未到の7連勝となるはずだったが、それも消えてなくなってしまった。
ただ、シーズン残り7試合となったのに対し、総合2位の小林陵侑との差は721ptあることから総合優勝が決定。なおのこと勝利で決めたかった。

前日に妹のニカ・プレヴツが3連覇となる総合優勝を決め、この日ドメン・プレヴツが初の総合優勝を決めた。
同一シーズンに、きょうだいで男女共に総合優勝を果たしたのは史上初めて。

フィリップ・ライムントはワールドカップ初優勝。
今季はここまで5回の表彰台があり、勝利は時間の問題ではあったけれど、そこにはいつもドメン・プレヴツが立ちはだかった。
出来ればプレヴツを倒して勝ちたかっただろうが、こうした形の勝利があるのもまたスキージャンプ。

そして、みんな大好きウラジミール・ゾグラフスキーはワールドカップ初表彰台。
2023年のグランプリでは3勝を挙げ総合優勝に輝いているが、ワールドカップではこれまで今季ルカでの4位が最高位だった。
彼にとってだけではなくブルガリアにとっても初の表彰台。まさに歴史を作った。

WC個人総合順位

中東情勢のあおりを受けドバイで足止め状態にあった二階堂蓮は、ようやく出国できラハティに向かっているようだ。
まずは良かった。