オーストリアがまたもスーパーチーム戦を制する フィンランドは12季ぶりの表彰台 日本チームは不運な失格

Official Results
| 1 | オーストリア | 858.6pt | ||
| ヤン・ヘール シュテファン・エンバッハ― |
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| 2 | スロベニア | 836.8pt | ||
| アンツェ・ラニセク ドメン・プレヴツ |
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| 3 | フィンランド | 805.3pt | ||
| ニコ・キトサホ アンティ・アアルト |
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| 日本 | 失格 | |||
| 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) 小林 陵侑(TEAM ROY) |
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今季ワールドカップでは2試合が組まれているスーパーチーム戦。
第1戦ザコパネでヘールとチョフェニックが組み勝利したオーストリアが、同じペアでまたも勝利。
前回は2位スロベニアに大差をつけて圧勝したが、今回はそのスロベニア相手に1ラウンド目の出遅れを挽回して勝利を掴んだ。
オーストリアは、ヘールとエンバッハーで組んだミラノ・コルティナ五輪も含めてこの冬に行われたスーパーチーム3試合を全勝。
これまでにワールドカップ、グランプリ、オリンピックで行われた全12試合中、優勝5回、2位4回、3位2回と11試合で表彰台を手中に収め、残る1試合も4位という戦績を誇る。
2位は、第1戦に続いてスロベニア。
実は第1戦ではラニセクとザイツが起用されドメン・プレヴツは出場していない。
その直前に行われた予選で10位と振るわなかったためだろうか。さらには、翌日の個人戦では悪天候の中27位に沈むという散々なザコパネ大会ではあった。
そして3位はフィンランド。
フィンランドの男子選手が表彰台に立つのは、2013/14インスブルックでアンシ・コイブランタが優勝した時以来12シーズンぶりなのだそうだ。
今回特に素晴らしかったのが、これを自国をのファン前で成し遂げられたこと。
アンティ・アアルトは金曜の個人戦で5位、土曜の予選で3位。ニコ・キトサホも金曜9位、土曜予選8位、本戦8位と自国のファンを大いに沸かす好成績を連発していた。
その最後をこういった形で締めくくることができて、フィンランドにとって素晴らしい週末となった。
ちなみに女子では2023/24札幌でイェニー・ラウティオンアホが2位になっている。この時も2013/14ファルンでのユリア・キュッカネン以来10シーズンぶりの表彰台だった。
先日のジュニア世界選手権ではソフィア・マッティラが銅メダル。男女ともにフィンランドの復権が始まろうとしているのだとしたら、スキージャンプ界にとって喜ばしいことだ。
日本チームは、1stラウンドに二階堂蓮が127.5m飛びトップで小林陵侑につなぐことができたが、なんと2組目の途中でスキーの長さ違反で失格の文字情報。
結局、小林陵侑は飛ぶことなく日本チームは試合から締め出されてしまった。
情勢不安なドバイで、「もしかしたら死ぬのかな」と、何日にも渡って足止めを喰らっていたのだ。そりゃ体重も減るだろう。
失格はルールだから仕方がないとはいえ、そんな選手をわざわざ検査に抽出しなくても…という気はする。
いずれにしても、日本チームは、スーパーチーム戦で2試合続けて不運に見舞われてしまった。


