スキージャンプの結果を下手な写真でお伝えするブログです

2017/18 FISスキージャンプワールドカップ女子個人第8戦蔵王

ルンビ5連勝 伊藤・高梨 今季初のW表彰台

2018年1月21日(日) 蔵王(JPN)HS102/K95 

12th World Cup Competition 

 マーレン・ルンビ(NOR) 245.9pt 97.0m 101.0m
 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 215.7pt 90.5m 91.5m
 高梨 沙羅(クラレ) 215.4pt 89.0m 91.0m
 
 勢藤 優花(北海道ハイテクアスリートクラブ) 203.7pt 86.0m 87.5m
10 岩渕 香里(北野建設スキークラブ)184.1pt89.0m83.0m
23 茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ) 161.2pt 86.0m 79.0m
26 岩佐 明香(日本大学) 159.6pt 82.5m 80.0m

オフィシャル リザルト


 

強い風と激しい雪に見舞われた日本シリーズ最終戦。
予選はキャンセルとなり50人全員が本戦出場。
そのことと、シグナルレッドの頻発とアプローチの雪の除去、更にはシステムの不具合でスタッツが出ないことなどが重なり、試合は2時間20分を超す長丁場となった。

 

そんな中でもマーレン・ルンビは強さを発揮。
日本のエース二人に30ptもの差をつけての大勝となった。
これでルンビは日本シリーズを全勝。5連勝で今季6勝目。通算10勝となり高梨沙羅、サラ・ヘンドリクソン、ダニエラ・イラシュコ-シュトルツに続き4人目の2桁勝利を挙げた選手となった。

 

日本勢は、今季初めて表彰台に二人が立った。
伊藤有希は今季最高位の2位。開幕2戦目のリレハンメル以来の2度目の表彰台。
高梨沙羅は今季4度目の3位で5度目の表彰台。

 

勢藤優花は、今季最高位の6位で前戦8位に続く2戦連続のシングル。
好調な岩渕香里も10位に入り、日本勢4名がトップ10入りした。
茂野美咲は23位となり、日本シリーズ出場3戦全てでポイント獲得。
岩佐明香も26位となり、日本シリーズ出場4戦全てでポイント獲得となった。

 

こうして見ると、悪くない成績で一見何も問題ないように見えてしまう。
でも、この日もルンビは圧勝。
前戦で40pt以上もの歴史的大差がついてしまったが、この日も30pt差。飛距離にして15m。えげつない差だ。

 

それどころか沙羅と有希はニカ・クリジュナルにも背後に詰められた。
3位沙羅とは僅かに0.8pt差、2位有希とでさえ僅か1.1pt差。2本目は条件がスバ抜けて良かったとはいえ沙羅と有希を従えての2位。実は薄氷の表彰台だったわけだ。
今季リレハンメルで初のトップ10入りを果たし、蔵王初戦で7位。そしてこの試合で4位と自己最高位を更新。総合9位に浮上した17歳がメダル争いに名乗りを上げてきた。
突っ込みすぎなほどのイケイケ前傾スタイルは女版ドメン・プレヴツ。アプローチの姿勢とかもそっくりだ。

 

ウルリケ・グレッスラーが出てきて驚いた。 
女子WC初年度に、ヘンドリクソン、イラシュコ、高梨に次いで総合4位だった選手で、2011/12蔵王で3位に入ったこともある。
2014/15シーズンを最後にしばらく姿を見ることがなかったので引退したのかなぁと思っていたけれど、どうやら転倒で怪我を負いずっと試合に出ていなかったもよう。
今季ヒンターツァルテンで復帰したけど予選落ち、蔵王初戦も予選落ち、でもこの試合は予選がなかったことも幸いしてか見事30位となり、2014/15オスロ19位以来となるポイントゲット。
これでますますドイツの層は厚くなる。