高梨沙羅 大会連覇 男子は竹内択がV
2018年10月27日(土)長野県 白馬ジャンプ競技場 HS98/K90
男子組(基本ゲート1本目16、2本目14)
1 | 竹内 択(北野建設スキークラブ) | 239.3pt | 90.5m | 93.5m |
2 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 238.5pt | 89.5m | 92.5m |
3 | 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) | 236.2pt | 87.5m | 95.5m |
4 | 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) | 234.4pt | 93.0m | 90.0m |
5 | 伊藤 謙司郎(雪印メグミルクスキー部) | 229.4pt | 89.5m | 89.5m |
6 | 作山 憲斗(北野建設スキークラブ) | 227.1pt | 87.5m | 87.0m |
女子組(基本ゲート1本目21)
1 | 高梨 沙羅(クラレ) | 128.4pt | 94.5m | m |
2 | 伊藤 有希(土屋ホーム) | 113.9pt | 93.0m | m |
3 | 岩渕 香里(北野建設スキークラブ) | 111.0pt | 95.0m | m |
4 | 勢藤 優花(北海道ハイテクアスリートクラブ) | 104.5pt | 86.0m | m |
5 | 丸山 希(明治大学) | 95.7pt | 84.5m | m |
6 | 岩佐 明香(日本大学) | 94.8pt | 85.5m | m |
全日本選手権は元々は冬に開催されていたが、2015年第94回大会以降は秋開催となった。
それまで、WC遠征組不在で決めていた全日本チャンピオンの座を全員参加で競わせようというのがその趣旨。
ただ、秋開催とはいえ、全日本チャンピオンの座をかけた戦いをサマー仕様でやるというわけにはいかなかったのだろう。
2015年以降は、まだ降雪の時期ではないが全てアイストラックで開催されているのだ。そう、つまりは冬仕様で。
この日は、強風とアプローチコンディション不良により女子は1本で終了となった。
気になるのは、”アプローチコンディション不良“という部分。
2016年第96回大会NHの舞台となった蔵王でも”アプローチコンディション不良“で男子の2本目がキャンセルとなった。日差しが強くて、アイストラックが溶けてしまったのだ。
今回のアプローチコンディション不良の詳細は不明。2016年蔵王と同じような理由でなければいいけど・・・
ところで、白馬はいつも男子から先に飛ぶの?
高梨沙羅は全日本選手権NHとしては2012年2月の第90回大会、2015年10月の第94回大会、そして昨年11月の第96回大会に続く4度目の優勝。
竹内択は全日本選手権NHとしては2010年1月の第88回大会以来となる2度目の優勝。
もっとも、二人ともWC等の派遣によりエントリーできないことの方が多かった。
それがあっての秋開催への変更だったわけで。
今回、男子は見事に僅差の試合となった。
現地で実際に風の様子を見たわけではないので確かなことは言えないが、少なくともリザルトを見る限りは、WFが非常に良い効果として表れた試合のように思う。
なお、小林陵侑は左ひざ痛のため棄権。