クラフトが3度目のワールドカップ総合優勝 小林陵侑は総合2位をキープ
Official Results
1 | シュテファン・クラフト(AUT) | 256.0pt |
2 | ダニエル・フーバー(AUT) | 248.2pt |
3 | ドメン・プレヴツ(SLO) | 245.4pt |
9 | 小林 陵侑(TEAM ROY) | 220.7pt |
27 | 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) | 192.3pt |
35 | 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) | 177.2pt |
36 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 174.9pt |
佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 予選46位 |
クラフトが今季13勝目を挙げ、ワールドカップ総合において100ptを積んだ。
9位に終わった小林陵侑との差は374ptに開いたため、3試合を残してクラフトのWC総合優勝が確定した。
クラフトの総合優勝は2016/17と2019/20に続いて3回目。
総合優勝歴代最多4回のニッカネン、マリシュに次ぎ、ゴルトベルガーと並ぶ。
現役選手ではストッフ、小林陵侑、グランネルの2回を上回り最多。
前日16日は悪天候によりキャンセル。
1日延期し、もともと予定されていた日曜の試合の前に1本勝負で実施された。
2位フーバーは今季初表彰台。
3位ドメン・プレヴツは札幌での優勝以来となる今季2度目の表彰台。
日本勢は金曜の予選を通過した4選手が出場。
予選後に「(フライングは)久しぶりでも体が覚えていた」と語った葛西紀明は、212.0mを飛び日本勢としては2番手の27位。
今季最高位で、札幌、ラハティに続く3度目のポイント獲得。
RAW AIR 総合順位(暫定)
1 | シュテファン・クラフト(AUT) | 1822.8 |
2 | ペテル・プレヴツ(SLO) | -82.2 |
3 | ヨハン-アンドレ・フォルファン(NOR) | -117.9 |
4 | ヤン・ヘール(AUT) | -132.7 |
5 | ミハエル・ハイベック(AUT) | -156.6 |
Flying 総合順位(暫定)
1 | シュテファン・クラフト(AUT) | 260 |
2 | ペテル・プレヴツ(SLO) | -68 |
3 | ティミ・ザイツ(SLO) | -74 |
4 | ダニエル・フーバー(AUT) | -111 |
5 | ドメン・プレヴツ(SLO) | -129 |
ワールドカップ 総合順位(暫定)
1 | シュテファン・クラフト(AUT) | 1983 |
2 | 小林 陵侑(JPN) | -374 |
3 | アンドレアス・ヴェリンガー(GER) | -553 |
4 | ヤン・ヘール(AUT) | -856 |
5 | ペテル・プレヴツ(SLO) | -1102 |
ここまで勝利数こそ2勝ながら、10回の2位など安定した成績でWC総合優勝争いを演じてきた小林陵侑。
3回目の総合優勝には届かなかったが素晴らしい成績。今シーズンは相手が化け物すぎた。
残り3試合。ヴェリンガーとの2位争いは179pt差。
余程のことがない限り、ここは堅いと思われる。
小林陵侑は初優勝した2018/19以降、毎年少なくとも3勝は挙げてきている。
なので、できればあと一つは勝ってそれに並びたい。
最終戦はペテル・プレヴツに譲るとして。
2018/19 | 2019/20 | 2020/21 | 2021/22 | 2022/23 | 2023/24 |
13勝 | 3勝 | 3勝 | 8勝 | 3勝 | 2勝 |
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