P.プレヴツ 3季ぶりの勝利 アイザイ 今季初表彰台
2020年3月9日(月)リレハンメル(NOR)HS140/K123
34th World Cup Competition
1 | ぺテル・プレヴツ(SLO) | 279.0pt |
2 | マルクス・アイゼンビヒラー(GER) | 278.6pt |
3 | シュテファン・ライエ(GER) | 277.5pt |
9 | 小林 陵侑(土屋ホーム) | 270.4pt |
12 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルク) | 262.9pt |
16 | 伊東 大貴(雪印メグミルク) | 256.5pt |
27 | 小林 潤志郎(雪印メグミルク) | 246.0pt |
35 | 佐藤 慧一(雪印メグミルク) | 99.2pt |
44 | 中村 直幹(東海大学札幌SC) | 86.7pt |
前日(8日)に悪天候のためキャンセルとなったオスロでの試合の代替戦。
この試合の為に改めて予選は行わず、6日に行われたオスロ予選の通過者がそのまま出場した。
オスロの悪天候に比べれば可愛いものだが、この日のリレハンメルも一筋縄ではいかない風が吹いた。
向きはめまぐるしく変わり、空中でスキーが上下する選手が多く見られたことから、相当風が巻いていたものと思われる。結果としてアタリハズレの多い試合となってしまった。
1本目のトップはアイゼンビヒラー。2本目のトップはペデルセン。
ぺテル・プレヴツは2本とも4位のスコアだったけれど、この日のような条件下では2本しっかりと揃えることが大事。最後はアイゼンビヒラーとの際どい勝負となったけれど0.4ptの僅差で勝利をつかんだ。
1本目でトップに立ちながら2本目で24位となり勝ちきれなかったアイゼンビヒラー。
昨季、小林陵侑を相手になかなか勝たせてもらえなかった姿が思い起こされたが、2位が決まった瞬間に軽い雄叫びとガッツポーズを見せていたので本人的には満足のいく結果だったのだろう。
それもそのはず。アイゼンビヒラーは今季初表彰台。それどころか、なんと今季初シングル。
そして、プレヴツの勝利は2016/17札幌でコットと同点優勝となって以来、実に丸3年ぶりのこと。
少しすっきりとしない感じの試合ではあったけれど、プレヴツの勝利とアイザイの表彰台を見れて、個人的には満足度が高い。
RAW AIRトーナメント総合順位 第3ラウンド終了時点 | ||
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1 | マリウス・リンビーク(NOR) | 655.2 |
2 | シュテファン・クラフト(AUT) | -7.6 |
3 | シュテファン・ライエ(GER) | -9.9 |
4 | カミル・ストッフ(POL) | -10.6 |
5 | 小林 陵侑(JPN) | -11.4 |
WC総合を争う二人はともに厳しい結果に終わった。
何とか2本目に「らしさ」を見せることができたクラフトに対して、ガイガーは奮わなかった。
クラフト8位。ガイガー19位。
ガイガーはここにきて結果が出なくなってきている。そのせいか少し苛ついているようにも見える。
総合優勝を前にしてプレッシャーがないはずはないが、そこはクラフトに一日の長があるか。
WC総合順位 | ||
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1 | シュテファン・クラフト(AUT) | 1645 |
2 | カール・ガイガー(GER) | -138 |
3 | ダヴィド・クバツキ(POL) | -508 |
4 | 小林 陵侑(JPN) | -517 |
5 | カミル・ストッフ(POL) | -714 |