デシュバンデンがワールドカップ初優勝 中村直幹が今季2度目の表彰台

Official Results
| 1 | グレゴール・デシュバンデン(SUI) | 263.1pt |
| 2 | マキシミリアン・オルトナー(AUT) | 261.7pt |
| 3 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 251.7pt |
| 5 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 250.6pt |
| 13 | 小林 陵侑(TEAM ROY) | 234.5pt |
| 18 | 内藤 智文(山形市役所) | 225.9pt |
| 21 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 223.8pt |
グレコール・デシュバンデンがワールドカップ(WC)初優勝。
35歳と15日での初優勝は、2023/24エンゲルベルクでピウス・パシュケが打ち立てたWC初優勝の史上最年長記録を更新したこととなる。
パシュケが初優勝を遂げた1試合前のクリンゲンタールでデシュバンデンは2位となりWC初表彰台を獲得。その前の夏のグランプリでは3勝を挙げ総合2位。初優勝への機運は高まっていた。
翌24/25シーズン。序盤にパシュケが覚醒。それに呼応するようにデシュバンデンも序盤から好成績を連発。第5戦で2位、第7戦で2位、第9戦で3位、第12戦で2位と、いつ勝ってもおかしくない状態にあった。
が、勝利の瞬間は訪れず。
24/25シーズンは、パシュケに次ぐ総合6位となったが、正直、機を逸した感はあった。
今シーズンは、オリンピック前までは10位が3回あったものの、どうも成績が安定しない。
ところがオリンピック個人ノーマルヒルで、二階堂蓮と共に銅メダルに輝いたものだからスキージャンプという競技は分からない。
そうして訪れたのがこの日の勝利だ。
霧が立ち込め、時折吹きつける突風が悪さをする難しいコンディション。
プレヴツ、ライムント、ホフマンらが2本目に進めず、7位で折り返した小林陵侑や、11位で折り返した内藤智文も2本目では叩き落されてしまった。
そういった状況がデシュバンデンに味方したともいえる。
が、勝利の要因はそれだけではなく、2本のジャンプを見事にまとめあげた。
シモン・アマンの肩に担がれて満面の笑顔で喜びを表したが、担いでいるアマンも満面の笑顔で心底うれしそうだった。
トップで折り返したマキシミリアン・オルトナーは、2本目を飛び終えて食い入るように得点表示を待ったが、初優勝には1.4pt足りなかった。
これまで2度の3位があるが初の2位。苦笑いの中に悔しさと喜びの感情が同時に表われたが、悔しさが勝っていただろうか。
3位は1本目7位から上がった中村直幹。
第17戦札幌での2位に続く今季2度目の表彰台。
2022/23ルカから数えて通算3度目の表彰台。
二階堂蓮は5位。
総合4位だったライムントがノーポイントに終わったことで、そのライムントに36ptの差をつけて総合4位に浮上した。
一方、総合3位のチョフェニックは1本目10位から6人捲って4位。5pt離され、その差は65pt。

