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ぶらりシャンツェ探訪7 大倉山~奥三角山 縦走編

大倉山ジャンプ競技場 sora色ジャンプ

6月5日にリニューアルオープンされた大倉山ジャンプ競技場。
先週(6月7日)訪れたばかりだけれど、翌週(6月14日)も行ってきた。
二つの目的を果たすためにー

目的の一つは、先週訪れた際に疑問に思ったことを確認したかったから。
そしてもう一つの目的は、奥三角山の山頂から見えるある景色を撮りたかったから。

そのことを、何の気なしに軽登山好きのカミさんに話したところ「一緒に行きたい」と。曰く、「コロナ自粛でカラダがなまっているから」
たしかに私も相当なまっている。もっとも、コロナに関係なくいつもそうだけど。

  • 探訪日:2020年(令和2年)6月14日
  • 6月5日にリニューアルオープンした大倉山ジャンプ競技場。
    先週は新しくなった施設を見るために訪れたわけですが、今週は新たな目的を持ってここにやってきました。
  • 軽い気持ちで訪れたのですが、まさか地獄を見るとは…

まずは、先週訪れた際に疑問に思ったことの確認。

大倉山ジャンプ競技場リニューアル

でも、なんでNAGANOは7thなんだろう?(18回大会のはずだけど…)

これ、「第7回大会」は、オリンピックではなくてパラリンピックのことを指してたんだね。
このオブジェは、右回りにオリンピックの歴代開催都市が表示され、左回りにパラリンピックの開催都市が表示されているものだったわけだ。

大倉山ジャンプ競技場 sora色ジャンプ

左回りにパラリンピック。

右回りにオリンピック。

右まわりに見ていくと、1998年 第18回冬季オリンピックとしてNAGANOの名前がちゃんとあった。
これで疑問解消。

ちなみにこのオブジェ、ただ歴代開催都市を表示する為だけのものじゃないことも判明。

なんと、ミストが噴射される。
暑さ対策?
それもあるのかもしれないけれど、板面に描かれたアスリートの姿が、まるで雪や氷の中にいるかのように鮮やかに浮かび上がる趣向だ。

さて、次に目指すのはここ。

ジャッジタワー。
ではなく、その上にピョコンと見えている三角形の峰。
そう、奥三角山。
大倉山の頂上から尾根を伝って行く。

大倉山ジャンプ競技場 sora色ジャンプ

大倉山の頂上へはリフトを使わずに、遊歩道を歩いて登る。
観戦席の最上段に向かう途中にある木製の階段がその入り口。
今まで100回以上大倉山に来ており、リフトで山頂に登ったことも何度かあるが、歩いて登るのは初めてだ。

苦も無く展望台までたどり着けた。
展望台は、昨年(2019年)の秋以降にリニューアルが行われたようで、すごくきれいになっていた。

写真は2011年に撮影した展望台のカフェ。
いかにも観光地にありがちな雑然とした印象だった。

それが今では、こんなにオシャレになった。
なお、このカフェには「セレステ」という名前が付けられている。
フランス語で「天空」を意味するらしい。

ところで、大倉山の頂上は、展望台ではない。
そこから遊歩道を10mほど登ったところが本当の頂上。
標高は307m。

大倉山山頂 sora色ジャンプ

さて、ここから尾根伝いに奥三角山を目指す。
大倉山山頂から初心者でも30分ほどで行けるらしい。
登山そのものが目的ではないので、途中の写真はない。

子供のころは、よく手稲山(1,023m)や空沼岳(1,251m)に登った。
ここ数年では、藻岩山(531m)やニセコアンヌプリ(1,308m)にも登った。
目指す奥三角山は354m。しかも、307mの大倉山からの縦走。ちょっと下って、ちょっと上るだけ。

ちょろいものだ。
と、この時は、まだ、高をくくっていた
実際、奥三角山の頂上の一歩手前までは、鼻歌でも歌いたくなるほどの楽しいハイキングだった。
しかし…

様相が一変したのは最後の急登。
ここに急登があり、そこそこキツイらしいことは事前にネットで調べて知ってはいた。
でも、この急登は頂上への近道であって、これを迂回するように正規のルートがちゃんとある。だから、迷わず正規のルートで山頂を目指そうと思っていたし、実際そうしていれば何のことはなかったのに…

なぜか急登をチョイスしてしまった。
明らかな判断ミス。
地獄を見た。

とにかく急だ。
両手を付かないと登れない。
木の幹でも、枝でも、根っこでも、あるいは岩でも、とにかく何かに掴まらなければ登れない。
しかもその状態が永遠と続く。
途中で正規ルートに引き返そうかとも思ったが、カミさんはどんどん先に行ってしまうし、下るのも転げ落ちそうで怖いし。

何度もその場にへたり込んだ。
足腰がきついというよりは、かなり汗をかいたせいで脱水気味だったんだと思う。
リュックには670mlの麦茶を入れていたが、もう3分の1ほどしか残っていない。帰りのことを考えるとここで全部飲んでしまうわけにいかないし。

結局、30分で到着する予定が50分近くかかってしまった。

奥三角山 sora色ジャンプ

山頂に着いても、ベンチに横になったまましばらく動けなくなるほど疲労困憊。
到着した喜びもなければ、景色を眺める気にもならない。
自分でも驚くほどのひどいザマだった。

極端に運動不足のオッサンゆえのことですので、あまり参考にしないでくださいね。
奥三角山は、けっして難しい山ではなく、初心者でも楽しく登れる山ですよ。

さて、ここに来た目的はこれだ。

宮の森ジャンプ競技場。
ここから見る、この姿を写真に収めたかったのだ。

宮の森ジャンプ競技場 sora色キャンプ
宮の森ジャンプ競技場 sora色ジャンプ

後ろに見えるのは藻岩山。
右を見ればBANKEIスキー場。振り返れば円山方面や、その向こうに広がる札幌市街などが望める。
でも、それらの写真は一切撮らずに、ひたすら宮の森ジャンプ競技場だけを撮ってきた。

目的を果たせばすぐに下山。
復路は急登を下るのではなく、迷わず正規ルートをチョイス。
おかげでだいぶ楽ではあったが、途中で麦茶を飲み干してしまったこともあって、最後の大倉山への登りはかなりきつかった。

それだけに、やっとの思いでたどり着いた大倉山展望台の「セレステ」で飲んだウーロン茶のなんとおいしかったことか。
生きて帰れてホントに良かった。

ところで、宮の森ジャンプ競技場の全景は、もっと簡単に拝むことが可能だ。
下の写真は、大倉山の山頂から奥三角山に向けて歩いて数分の所から撮ったもの。
苦しい思いをしなくても、この場所なら簡単に行くことができる。

宮の森ジャンプ競技場 sora色ジャンプ
宮の森ジャンプ競技場 sora色ジャンプ
宮の森ジャンプ競技場 sora色ジャンプ

また、緑が生い茂る時期を避ければ、大倉山展望台の上からでも宮の森ジャンプ競技場は拝める。

宮の森ジャンプ競技場 sora色ジャンプ
2011年5月撮影

なんなら、大倉山ジャンプ競技場の入り口の手前辺りからでも見ることはできる。

宮の森ジャンプ競技場 sora色ジャンプ
2013年8月撮影
宮の森ジャンプ競技場 sora色ジャンプ
2013年8月撮影

無事に大倉山に戻ってきて気がついたこと。
今回のリニューアルで時計塔と一緒に撤去されたと思っていたポストは、こんな場所に移設されていた。
生き残っていてホントに良かった。

  • 2020.6.12
    第3回 美流渡シャンツェの記事をリライトしました。
  • 2020.6.15
    第2回 旧竹鶴シャンツェ(桜ヶ丘シャンツェ)の記事をリライトしました。

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