2019/20 FISスキージャンプワールドカップ女子個人第8戦ルシュノフ

ヘルツル 今季2勝目で総合トップに浮上

2020年1月25日(土)ルシュノフ(ROU)HS97/K90

9th World Cup Competition

1  キアラ・ヘルツル(AUT)  247.6pt
2  カタリナ・アルトハウス(GER)  245.7pt
3  エバ・ピンケルニッヒ(AUT)  240.8pt
 
4  高梨 沙羅(クラレ)  233.6pt
11  丸山 希(明治大学)  219.6pt
13  伊藤 有希(土屋ホームスキー部)  215.4pt
21  勢藤 優花(北海道ハイテクAC) 202.2pt

予選リザルト オフィシャル リザルト


 

キアラ・ヘルツルが12月のクリンゲンタールでのWC初優勝に続く今季2勝目。
5位に終わったマーレン・ルンビが総合トップから3位へ陥落し、代わって3位だったヘルツルがトップに浮上。自身初めてイエロービブを身にまとうこととなった。

 

1ポイント差の総合2位につけていたピンケルニッヒはそのまま2位をキープ。しかも、トップとの差の1ポイントもそのままキープ。
ピンケルニッヒは3連勝を含む5連続表彰台。

 

それにしてもオーストリアは強い。
個人第3戦以降、ヘルツル、クラマー、ピンケルニッヒ×3、団体戦、ヘルツルと7連勝。
この日、クラマーはエントリーされていないが、8位イラシュコ、10位ザイフリーズベルガーとトップ10に4人。ここのところ決まって少なくとも4人がトップ10入りしてくる。

 

カタリーナ・アルトハウスは今季2度目の表彰台。
昨季の勢いに比べるとやや見劣りするとはいえ、1試合を除いてシングル入りを繰り返し、総合5位につけている。
まだシーズンは半分以上残っている。まだまだこれからだろう。

 

4位の高梨沙羅は、この大会から新しい板に変えたとのことで、それがうまく使いこなせていないらしい。
今季は開幕から硬めの板に変えており、その板にようやく慣れてきたと思ったらまた変えた。
その飽くなき探求心が実を結ぶのはいつか。

 

スタンディンク