佐藤柚月がグランプリ初優勝 丸山希2位 日本勢は全員がトップ6に

5th Grand Prix Competition
Official Results
1 | 佐藤 柚月(東京美装グループスキー部) | 232.0pt |
2 | 丸山 希(北野建設SC) | 231.3pt |
3 | アンナ・ツァルドシュ(POL) | 224.5pt |
4 | 高梨 沙羅(クラレ) | 215.1pt |
5 | 勢藤 優花(オカモトグループ) | 207.5pt |
6 | 一戸 くる実(雪印メグミルクスキー部) | 207.1pt |
佐藤柚月がグランプリ初優勝。
ワールドカップとグランプリを通じて日本人女子の優勝は、高梨沙羅、伊藤有希に続く3人目。
プロローグでトップとなり、その勢いのままに本戦1本目は2位につけて自身初の表彰台の雰囲気が漂った。
2本目は3位から猛追した丸山希と接戦になったが、0.7pt差でかわして初表彰台どころか一気に初勝利を掴んだ。
2022年に国内シニア大会で初優勝を遂げたのは中学3年生のとき。
その時点で、中学生にしてシニア大会を制したのは高梨沙羅、伊藤有希、岩佐明香に次ぐ4人目だった。
その後も着実にステップアップを続け2024年にWC初出場。高校2年時と3年時にインターハイ2連覇。2025年のWC初ポイントから6試合でポイントを獲得し、最高位は16位。
こうした実力を買われ、この春に東京美装に入社。
さっそく国内で2勝を挙げ、開幕から出場を続けるGPにおいて5位、6位と来て、この日の初優勝となった。
海外主力級の選手がエントリーしてはいない中での勝利ではあるが、この舞台で高梨沙羅、丸山希、勢藤優花ら日本のワールドクラスの選手たちを破っての勝利。
その価値に一点の曇りもない。
それにしても、国内大会かと見まごうリザルト。日本勢は全員がトップ6に収まった。
表彰台独占は阻まれたが、阻んだツァルドシュを褒めるべきだろう。
今季のツァルドシュは、完全に一皮むけた感じがする。
9/13
FISインターコンチネンタルカップ第1戦アインジーデルン(SUI)
2 | 斎藤 優(LuFT) |
6 | 岩崎 里胡(戸田建設株式会社) |
8 | 坂本 季花(飯山高校) |
18 | 藤元 彩子(法政大学) |
32 | 竹内 千穂(白馬高校) |
5選手が派遣されたICOC。ここでも日本勢が躍動した。
斎藤優が見事に2位表彰台。
6位に岩崎里胡、8位に坂本季花が続き、日本勢は3人がトップ10。