高梨沙羅が伊藤有希に逆転勝利 馬淵源は雪印勢の猛追を振り切る
2015年2月28日(土) 札幌市 大倉山ジャンプ競技場 HS134/K120
女子組 (ゲート1本目20、2本目22)
① 高梨 沙羅(クラレ) 251.2pt(119.5m 137.0m最長不倒)
② 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 238.7pt(120.5m 126.0m)
③ 勢藤 優花(旭川龍谷高校) 159.1pt(102.5m 104.5m)
男子組 (ゲート1本目11、2本目12)
① 馬淵 源(旭川大学) 251.5pt(137.0m最長不倒 118.0m)
② 栃本 翔平(雪印メグミルクスキー部) 249.1pt(126.0m 126.0m)
③ 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 249.0pt(122.5m 130.0m)
4 原田 侑武(雪印メグミルクスキー部) 209.8pt(118.0m 115.5m)
5 高橋 大斗(土屋ホームスキー部) 199.9pt(111.5m 116.5m)
6 古賀 極(東海大学付属第四高校) 199.4pt(115.0m 113.0m)
今季、大倉山初登場となる高梨沙羅の2本目は強めの向かい風が吹いた。
今日の大倉山は基本向かい風。時折強くなりシグナルレッドが頻発。
この場面でも当然レッドが出るかと思いきやそのままスタート。
うまく風に乗り、試技で出した138.5mに迫る最長不倒となる137.0m。
対する伊藤有希は世界選手権銀メダリストの貫録を見せ1本目トップ。
2本目は沙羅の大ジャンプの後、逆に風が吹くのを長らく待たされた。
が、結局たいした風は得られず126.0m。
終わってみれば大差で逆転を許すこととなった。
男子は1本目で馬淵源が2位栃本翔平に飛距離で11.0m、ポイントで20点近くの大差をつけた。
2本目はその栃本と佐藤幸椰の猛追を受けたが、1本目の貯金が効いて僅差で逃げ切った。
表彰式直前に、下川の後輩である伊藤有希が抱きついて優勝を祝っていたのが印象的だった。
いつもの大倉山同様、男女ともに風向風速が勝敗の分かれ目となった試合。
中でも男子は1本目トップ10の選手たちの大半が2本目は風が止んだ中で飛ばされ順位を下げた。
こういうのを見るとウィンド・ファクターやゲート・ファクターはやはり必要だなと思ってしまう。
ていうか、風の影響がなくても沙羅の出る女子の試合はゲート・ファクター必要だよね。
女子組① 高梨 沙羅(クラレ) 251.2pt(119.5m 137.0m最長不倒)
女子組② 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 238.7pt(120.5m 126.0m)
女子組③ 勢藤 優花(旭川龍谷高校) 159.1pt(102.5m 104.5m)
男子組① 馬淵 源(旭川大学) 251.5pt(137.0m最長不倒 118.0m)
男子組② 栃本 翔平(雪印メグミルクスキー部) 249.1pt(126.0m 126.0m)
男子組③ 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 249.0pt(122.5m 130.0m)
男子組4 原田 侑武(雪印メグミルクスキー部) 209.8pt(118.0m 115.5m)
男子組5 高橋 大斗(土屋ホームスキー部) 199.9pt(111.5m 116.5m)
男子組6 古賀 極(東海大学付属第四高校) 199.4pt(115.0m 113.0m)
表彰式
女子組表彰 伊藤、高梨、勢藤
女子組最長不倒 高梨沙羅 137.0m
男子組表彰 栃本、馬淵、佐藤
男子組表彰 原田、高橋、古賀
男子組最長不倒 馬淵源 137.0m
最近気になる斉藤 祐輝くん(札幌篠路西中学校)
大きなV字で力強いジャンプをするね。
本日、男子組での中学生のエントリーは斉藤くんと岩佐勇研くんの二人だけ。
そしてこの二人はしっかりと2本目の30人に残った。
コメント
掲載して頂きありがとうございます。
これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。
斉藤祐輝さん、コメントありがとうございます。
こちらこそいつも勝手に掲載させていただいてすいません。
昨年の全日本ジュニア&レディス朝日大会で2位に入った時から注目していました。
最近の目覚ましい活躍をジャンプファンとしてワクワクしながら見ています。
高校に進んでの益々の活躍を期待しています。
・・・と、その前にまだ小樽や余市の試合がありますね。
ぜひ、有終の美を飾ってください!