アルトハウスが1年ぶりの勝利 丸山希は復帰戦14位
2022年12月3日(土) リレハンメル(NOR)HS98/K90
3rd World Cup Competition
1 | カタリナ・アルトハウス(GER) | 260.1pt |
2 | エバ・ピンケルニッヒ(AUT) | 250.2pt |
3 | マリタ・クラマー(AUT) | 242.3pt |
14 | 丸山 希(北野建設SC) | 217.5pt |
17 | 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) | 211.5pt |
18 | 高梨 沙羅(クラレ) | 209.4pt |
24 | 勢藤 優花(YAMAtune) | 201.8pt |
28 | 宮嶋 林湖(松本大学) | 177.4pt |
開幕から約1ヵ月空いて舞台は緑から白に変わった。
丸山希とクバンダルにとってはこの日が開幕戦。
それも、2シーズンぶりの。
クバンダルは、2021年2月のWCヒンツェンバッハで転倒し大怪我を負って1シーズン半を棒に振ったが、見事に10位でWCに復帰。
丸山希は、2021年10月の全日本選手権LHで転倒し大怪我を負って1シーズンとオリンピックを棒に振った。
国内では8月の札幌市長杯NHで復帰し、いきなり優勝という快挙。その後もサマー蔵王で3位、白馬サマーで2位、全日本選手権NHで3位と、怪我をする前と変わらぬ好成績を残してきた。
満を持してのWC復帰戦となったが、日本勢では最高位となる14位。
飛び終えた後には笑顔も見られた。
素晴らしい復帰戦に拍手を送りたい。
優勝はアルトハウス。
開幕2戦は21位と2位で、どちらが本当の力なのか分からなかったけど2位の方が本当だったらしい。
1年前のリレハンメル以来となる通算9勝目。9つの勝利のうち5つがリレハンメルと相性が良い。
初めてイエロービブを纏って飛んだピンケルニッヒが2位。
開幕から3位、1位、2位と絶好調でイエロービブをキープ。
3位は開幕戦2位だったクラマー。
ただ、この試合のクラマーは上体が立って今までと全く違う空中姿勢に見える。
意図したものか、意図せずそうなったものか。
ちなみに、高梨沙羅のスキーの向きも今までと少し違って見える。
カメラの角度のせいかもしれないが、裏面が今までよりも外を向いているように見えた。
意図したものか、意図せずそうなったものか。
4位のストレイトは自己最高位。
1本目2位だったニカ・プレヴツは8位。
日本勢は開幕から3試合連続の全員ポイント獲得。
なお、この試合のちょうど12年前である2011年12月3日に、同じリレハンメルNHで女子ワールドカップの歴史が始まった。
記念すべき最初のウィナーはサラ・ヘンドリクソン(USA)
今日の試合には、その試合に出場した選手が7人いる。
これからも末永く活躍を続けていってほしい。
- 5位 高梨 沙羅
- 13位 J.ザイフリーズベルガー(AUT)
- 14位 J.キュッカネン(FIN)
- 17位 M.ルンビ(NOR)
- 20位 U.ボガタイ(SLO)
- 33位 K.アルトハウス(GER)
- 34位 J.クレール(FRA)