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2018/19 FISスキージャンプワールドカップ女子個人第6戦札幌

イラシュコ-シュトルツ今季初優勝 伊藤有希6位

2019年1月12日(土) 札幌(JPN)HS137/K123 

 

 

7th World Cup Competition 

 ダニエラ・イラシュコ-シュトルツ(AUT) 200.4pt 127.0m 121.5m
 ユリアーネ・ザイファルト(GER) 199.9pt 125.0m 121.0m
 マーレン・ルンビー(NOR) 196.2pt 105.0m 135.0m
 
6 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 178.2pt 111.5m 122.5m
11 高梨 沙羅(クラレ) 154.6pt 111.0m 110.5m
13 勢藤 優花(北海道ハイテクアスリートクラブ) 150.2pt 108.0m 112.0m
15 丸山 希(明治大学) 140.6pt 97.0m 119.0m
19 岩渕 香里(北野建設スキークラブ)126.8pt100.0m 106.0m
26 岩佐 明香(日本大学) 106.5pt103.0m 98.5m
27 茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ) 103.9pt 102.0m96.5m
36 大井 栞(早稲田大学) 26.1pt 86.0m 
  小林 諭果(CHINTAIスキークラブ)予選落ち43位 
  勢藤 理桜(下川商業高校)予選落ち44位 
  成田 楓(小坂町スキークラブ)予選落ち45位 
  御家瀬 恋(下川商業高校)予選落ち47位 

予選 リザルト オフィシャル リザルト


 

昨季までの宮の森から大倉山に舞台を移した今季の女子WC札幌大会。
これはつまり、ノーマルヒルからラージヒルに変わったことを意味する。
今季の女子WCは個人戦がこれまで最多だった19戦から一気に25戦に増え、そのうちの10戦がラージヒル。

 

大倉山の最大の難敵は風向風速。
この日も基本は向かい風だが横から吹くことも多くその強さもコロコロと変わった。
これに対し運営はやや慎重なゲート設定。事実、K点に届いたのはイラシュコ-シュトルツ(127.0m)、ザイファルト(125.0m)、ルンビー(135.0m)、アルトハウス(123.0m)、ピンケルニッヒ(123.0m)、シュトラウプ(123.0m)の6名のみ。
豪快な大ジャンプを期待して集まった多くの観客にとっては、ちょっと物足りなかったかな。

 

イラシュコ-シュトルツは今季初優勝。WC通算14勝目。
2009年にここ大倉山で行われた宮様大会で優勝したことのあるイラシュコ。「ここの台が大好き」と言っていることからも相性の良い台なのかも。
ちなみに、今回出場している海外選手の中では、イラシュコの他にザイフリーズベルガーとキッカネンが宮様大会に出場し大倉山を飛んだ経験がある。

 

ザイファルトは開幕戦での初優勝以来の表彰台で、初戦の勝利がフロックではないことを印象付けた。
1本目でただ一人追い風を受け7位と出遅れたルンビーは、2本目ではヒルレコードとなる135.0mを飛んでトップスコアーだっただけに運営が恨めしい。

 


 


① ダニエラ・イラシュコ-シュトルツ(AUT)

 


② ユリアーネ・ザイファルト(GER)

 


③ マーレン・ルンビー(NOR)

 


4 カタリナ・アルトハウス(GER)

 


5 エバ・ピンケルニッヒ(AUT)

 


6 伊藤 有希(土屋ホームスキー部)

 


7 ラモーナ・シュトラウプ(GER)

 


8 カリーナ・フォークト(GER)

 


9 アンナ-オディヌ・ストローム(NOR)

 


10 キアラ・ヘルツル(AUT)

 


11  高梨 沙羅(クラレ)

 


13 勢藤 優花(北海道ハイテクアスリートクラブ)

 


15 丸山 希(明治大学)

 


19 岩渕 香里(北野建設スキークラブ)

 


26 岩佐 明香(日本大学)

 


27 茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ)

 


36 大井 栞(早稲田大学)

 


 

本戦前のトライアルで134.5mを飛びトップだった高梨沙羅に観客は大いに期待したが、本戦では奮わず11位。
高梨がトップ10に入れなかったのは、2011/12ヒンターツァルテンでの17位、2012/13札幌での12位、今季リレハンメルでの11位に続いて4度目。
札幌では2度目というのが気になるところ。やはりプレッシャーがあるのか。

 

伊藤有希は今季最高位。
女子WCは1ヶ月近く間が空いたが、その間じっくりとトレーニングに打ち込んだらしく、その成果が見え始めてきたといったところか。

 

トライアルで6位だった勢藤優花は高梨に4.4pt差に迫る13位。
丸山希は自己最高位。2本目だけ見れば条件の良さも手伝ってか9位。
岩渕香里は今季6戦中4度目の19位。中々この壁を超えられない。
岩佐明香は今季初ポイント。6戦目にしてようやく殻を破った。
茂野美咲は今季初出場にしてポイントゲット。
4度目の本戦出場となった大井栞は残念ながら2本目に進めなかった。

表彰式


ザイファルト、イラシュコ-シュトルツ、ルンビー

 


イラシュコ-シュトルツ

 


 

気になった選手が二人。
一人はエレナ・ルンガルディエール。
予選7位。トライアル11位。そして本戦で今季最高位の12位。
自身最高位は5位の選手だが、その一つが初めて札幌で女子WCが開催された2012/13土曜日の試合

 

もう一人はリディア・ヤコブレワ。
今季第2戦リレハンメルでWC出場僅か4戦目で初優勝を遂げ、ここまでの5戦ですべてシングル入りし現在総合5位につけている17歳の新星だが、大倉山には手こずったか27位に終わった。

 

そんな二人をはじめとして、遠い遠いSapporoまで遥々やってきてくれた海外選手たちに敬意を表し、下手な写真ではありますが個人的な好みで何人かをピックアップしてみました。

 


12 エレナ・ルンガルディエール(ITA)

 


14 ニカ・クリズナー(SLO)

 


17 ウルサ・ボガタイ(SLO)

 


21 ユリア・キッカネン(FIN)

 


22 ジャクリーン・ザイフリーズベルガー(AUT)

 


23 ソフィア・チホノワ(RUS)

 


27 リディア・ヤコブレワ(RUS)

 


 

公式ホームページの開設、企画チケットの販売等々、初めて集客に本気で乗り出してきた今季の札幌大会。
でも一番の目玉はコレ!

 

to beatのラインがCGからリアルに変わった。
GF/WF採用試合を現地で観戦する上では、これがアルとナシとでは大違い。
特に大倉山のように風向風速が目まぐるしく変わる台では、見た目の飛距離とWFで加減点された後の結果が大きく異なることが多いため、リアルラインは必須と言ってよい。
FISは全会場で導入を義務付けるべきだと思っていたけれど、札幌の導入は遅すぎたぐらい。

 

 

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