FISスキーフライング世界選手権2018オーベルストドルフ 団体

ノルウェー 2大会連続の金 タンデは個人と2冠

2018年1月21日(日) オーベルストドルフ(GER)HS235/K200  

Official Results

 ノルウェー   1662.2pt  853.0pt 1位  809.2pt 1位 
 ロベルト・ヨハンソン  200.7pt 2位  199.2pt 2位
 アンドレアス・ストエルネン  221.8pt 1位  205.5pt 2位
 ヨハン-アンドレ・フォルファング   204.1pt 2位  200.9pt 2位
 ダニエル-アンドレ・タンデ  226.4pt 1位  203.6pt 4位
 スロベニア   1615.8pt 811.5pt 2位 804.3pt 2位
 イエルネイ・ダミヤン  199.5pt 3位  205.9pt 1位
 アンツェ・セメニッチ  200.2pt 2位  211.5pt 1位
 ドメン・プレヴツ  207.4pt 1位  198.9pt 3位
 ぺテル・プレヴツ  204.4pt 4位  188.0pt 6位
 ポーランド   1592.1pt 800.0pt 4位 792.1pt 3位
 ピオトル・ジワ  194.7pt 4位  187.3pt 4位
 ステファン・フラ  197.4pt 3位  195.5pt 3位
 ダヴィド・クバツキ 195.5pt 3位  205.0pt 1位
 カミル・ストッフ  212.4pt 3位  204.3pt 3位
 
 ドイツ   1581.2pt    
 オーストリア  1488.8pt    
 スイス   1350.6pt    
 ロシア   1283.2pt    
 フィンランド  1262.2pt    

オフィシャル リザルト


 

ノルウェーはやはり強かった。2大会連続4度目の金。
タンデとフォルファングは前回の優勝メンバーだけど、初出場となるヨハンソン、ストエルネンも各々がきっちりと役目をこなして危なげなかった。
タンデはこれで個人と合わせて2冠。

 

ノルウェーは昨季WC団体でヴィケルスンプラニツァと連勝し、今季もヴィスワルカティティゼーーノイシュタットとシーズンを跨いで5連勝中と圧倒的な強さを誇っている。
金メダルが決まり喜ぶファンネメルの姿が映っていたけど、彼は5連勝のうちヴィケルスンを除く4戦でメンバーだった。そんな選手でさえも控えになる層の厚さ。
更には一緒にガングネスも映っていた。もし彼が怪我から復活してきたら…
ノルウェーの天下はしばらく続くのかも。

 

でも個人的には優勝したノルウェーよりも気持ちを持っていかれたのはスロベニア。
ダミヤン、セメニッチ、ドメンがホントに良い仕事をした。
スロベニアは2012ヴィケルスンでの銅メダル以来の2度目のメダル。
ちなみにダミヤンはその時のメンバー。

 

エンゲルベルクで久々に見たドメンは、すっかり良い子になっちゃったみたいで面白くなかったけれど、クルムではそこそこのイケイケぶりを発揮して11位。そしてこの試合でもイケイケスタイルで1本目同組1位、2本目3位と銀メダルに大貢献。
これで完全復活となればいいね。

 

ドイツを振り切ったポーランドは初のメダル。
なお、2004年プラニツァ大会から採用された団体戦は、これまでノルウェーとオーストリアしか金を取っていない。

 

アホネン、ワシリエフ、アマンらのベテランもすごく楽しませてくれた。
こうなるとここに葛西がいないことがすごく寂しい。
日本はこれで2大会連続エントリー無し。