2017/18 FISスキージャンプワールドカップ男子団体第2戦ルカ

ノルウェー団体戦2連勝 日本2季ぶりの3位表彰台

2017年11月25日(土) ルカ(FIN)HS142/K120 

3rd World Cup Competition 

① ノルウェー 1184.2pt(578.7pt 1位 605.5pt 1位)
ヨハンソン(142.7pt 1位 147.7pt 1位)
ファンネメル(137.2pt 1位 151.7pt 1位)
タンデ(151.6pt 1位 144.8pt 3位)
フォルファン(147.2pt 5位 161.3pt 2位)

 

② ドイツ 1116.9pt(552.8pt 2位 564.1pt 5位)
アイゼンビヒラー(130.8pt 2位 127.5pt 6位)
パシュケ(131.8pt 4位 132.1pt 5位)
ヴェリンガー(139.2pt 3位 144.3pt 4位)
フライターク(151.0pt 2位 160.2pt 3位)

 

③ 日本 1108.2pt(541.1pt 3位 567.1pt 4位)
竹内 択(北野建設)(129.1pt 3位 138.3pt 2位)
小林 陵侑(土屋ホームスキー部)(135.0pt 3位 149.0pt 3位)
葛西 紀明(土屋ホームスキー部)(128.6pt 5位 139.4pt 5位)
小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部)(148.4pt 4位 140.4pt 7位)

 

 オーストリア 1095.4pt 
 スロベニア 1009.2pt
 ポーランド 985.5pt
 スイス 966.6pt
 ロシア 863.3pt

オフィシャル リザルト


 

前日の予選は荒れに荒れて、いっそのことクジ引きで決めてしまってもいいんじゃないかという状態だったけれど、打って変わって安定した条件で迎えられた団体第2戦。
開幕戦に続きノルウェーが連勝。
4人にミスはなく、まぁ、圧勝だったと言っていいんじゃないかな。

 

そうなった要因の一つがジワの失格。スーツの股下が違反していたようだけど、いきなり第1グループで優勝候補の1つが脱落してしまったわけで、ノルウェーを楽にしたのと同時に試合自体の楽しみも薄れてしまったのが残念。

 

そのおかげと言ったら怒られるかもしれないけど、日本は2015/16クオピオ以来の表彰台をゲット。
ドイツとの2位争いには最後までワクワクできたけれど、いかに好調な潤志郎と言えども4番手の重圧には勝てなかったかな。
いずれにしても、昨シーズンの団体戦が7位―8位―8位―5位―6位―6位だったことを思えば、今季はここまで5位―3位。充分楽しい。

 

触れないわけにはいかないのはクラフトのヒルレコード更新。2本目で147.5mを飛び、しかもオール19.5ptのテレマークを入れて見せた。
ヴィスワでの2試合も悪くなかったし、この日の1本目の内容も良かった。
WCでの連覇は1994/95から2004/05までゴルトベルガー、ペテルカ、シュミット、マリシュ(3連覇)、アホネンと続いていたけれど、それを最後に今に至る。
クラフトのこの日の2本は、13シーズンぶりの連覇を期待させるに十分なものだったと思う。