ストッフ連勝 クラフト脱落 潤志郎4位
2018年1月1日(日) ガルミッシューパルテンキルヘン(GER)HS140/K125
12th World Cup Competition
1 | カミル・ストッフ(POL) | 283.4pt | 135.5m | 139.5m | vsヴァンク |
2 | リヒャルト・フライターク(GER) | 275.8pt | 132.0m | 137.0m | vsリーロイド |
3 | アンデシュ・ファンネメル(NOR) | 270.2pt | 132.5m | 136.5m | vsジーゲル |
4 | 小林 潤志郎(雪印メグミルク) | 269.2pt | 137.0m | 131.5m | vsコロレド |
23 | 竹内 択(北野建設) | 237.2pt | 124.5m | 126.5m | vsパシュケ |
29 | 小林 陵侑(土屋ホーム) | 231.1pt | 121.5m | 121.0m | vsフーバー |
作山 憲斗(北野建設) | 予選落ち | 54位 | |||
葛西 紀明(土屋ホーム) | 予選落ち | 58位 |
13組目のシュミットvsガイガーによるドイツ人対決に沸く観客。
敗れたシュミットの名がラッキールーザーの5番目に表示され更なる大声援に沸く中、先に飛んで5番手にあったクラフトの名前がひっそりと消えた。
シュテファン・クラフトがこのトーナメントのタイトル争いから完全に脱落した瞬間は、試合開始から僅か30分足らずで訪れてしまった。
そもそも、WC3戦目のイエラル(SLO)に敗れたのが大誤算。初戦で16.9ptの差がついてしまい既にタイトル獲得には難しい状態ではあったけれど、昨季のタンデのような事態だってあり得るので最後まで勝負を盛り上げてほしかったのに…
ここのところ調子が上がってきたようにも見えてはいたけれど、ホントの意味で昨シーズンと同様のパフォーマンスを見せたのはルカでの団体戦ぐらいだったのではなかろうか。
なお、クラフトが2本目に進めなかったのは2013/14タウプリッツ-バートミッテルンドルフ(そう、葛西が10季ぶりの勝利を挙げたあの試合)での33位以来となる4季ぶり。
2連勝となったストッフは美し過ぎる完璧な2本を見せてくれた。
ストッフは今季2勝目。通算24勝目。
対して2戦連続の2位に甘んじたフライタークは1本目の踏切がやや遅れたように見えた。
二人の差は11.8pt。次戦インスブルックはフライタークが最も得意とするジャンプ台らしい。
昨年と同じく岩佐勇研、栗田力樹、二階堂蓮が応援する中で、小林潤志郎は表彰台まで1.0ptに迫る戦いを見せてくれた。
条件が良かった1本目は3位につけた。しかし、2本目ラスト10人は比較的条件が良い中で飛んだのに、潤志郎(とフライターク)の時はやや追い風が強まった。潤志郎が飛んだ後に長い風待ちが入って条件が変わっただけに運営に一言いいたい気持ちはよくわかる。
でもフライタークは数値上はほぼ同じ条件なのに137.0mも出しちゃってるんで…
一方で葛西紀明は今季2度目の予選落ち。
ポイント獲得はここまで1戦のみ。
ジャンプ週間が終わればフライングの試合が続くので、転機があるとすればそこなのか。
でも、そうこうしている間にオリンピックはすぐそこ。
4ヒルズ・トーナメント 総合順位 | |||||
Rank | Name | Nation | Total | 1 | 2 |
1 | カミル・ストッフ | POL | 563.1 | 279.7 | 283.4 |
1 | 1 | ||||
2 | リヒャルト・フライターク | GER | 551.3 | 275.5 | 275.8 |
2 | 2 | ||||
3 | ダヴィド・クバツキ | POL | 530.8 | 270.1 | 260.7 |
3 | 12 | ||||
4 | 小林 潤志郎 | JPN | 526.3 | 257.1 | 269.2 |
6 | 4 | ||||
5 | アンデシュ・ファンネメル | NOR | 525.5 | 255.3 | 270.2 |
7 | 3 |