2013/14 FISスキージャンプワールドカップ個人男子第13戦バートミッテルンドルフ

2014年1月11日(土) オーストリア バートミッテルンドルフ  HS200

葛西紀明、WC最年長V 「ベリー、ベリー、ベリー、ハッピー!」

17歳の高梨沙羅が札幌で勝利を収めたその日、オーストリアでは41歳の葛西紀明が表彰台の頂上に立った。

葛西のWCでの勝利は2004年2月以来10季ぶり。
41歳7カ月での勝利は、これまで岡部孝信がもっていた38歳4カ月を上回り、WC史上最年長。
そして、通算16勝は、船木和喜の15勝を抜き日本人単独最多。

 

優勝 葛西 紀明 (土屋ホーム) 391.6
2位 ぺテル・プレヴツ (スロベニア) 381.5
3位 グレゴア・シュリーレンツァウアー (オーストリア) 380.3

23位 渡瀬 雄太 (雪印メグミルク) 326.1
岡部孝信は予選落ち。

 

流れはあった。
昨シーズンのサマーGP長野大会で4年ぶりのGP優勝。
その勢いのままに、今シーズンは開幕戦こそ27位と出遅れたが、その後は3位表彰台を含むトップ10以内が9試合続いていた。
報道によると、ジャンプ週間後、本人にバートミッテルンドルフのフライング2連戦で「いける」という予感があったらしい。

 

そして、本当にやってのけた!

 

あー、もー最高だよ!
うれしいよ!
泣いたよ!

本人はずーっと「勝てる」と公言してきてたけど、正直、聞いていて、昨シーズンまではあまり現実的ではないかな? って感じだった。

でも、今シーズンは、期待するなというほうが無理って感じで・・・

あー、もー、ホントうれしいわ!
こんなに「うれしい!」って思えるとは思っていなかったってぐらいにうれしい!

北海道新聞朝刊も1面トップだよ!
スゴイ!!

 

でも、今日行った宮の森WCではこの話題に触れている人が少なかった気がする。
やっぱり、客層が違うのかなぁ?

 

 

コメント

  1. こんにちは。
    いつも拝見しております。

    去年の札幌大会の際にコメント欄へ書かせていただいた者です。
    YouTubeの映像を何度も見返し感動しましたよ~。
    葛西の元へ寄ってきて敬意を表す選手達、コーチ陣も同様に。
    会場の雰囲気も国籍関係無く祝福する人たちでこれまた感動。

    美しいですよねぇ、この一言に尽きます。

    今年の札幌大会の人出はどうでしょうね。
    五輪だけ盛り上がる国民性故にこのミーハー感覚は正直不愉快すら感じます。
    宮の森2連戦にしても、少なくともソチで最も金メダルに近いであろう選手が出場する
    国内開催のワールドカップすら生中継しないテレビ局は
    一体何を考えているのかと。

    今年も2日目に東京から航空機で当日入りして観戦します。
    札幌での結果次第では総合優勝も見えてくるので
    今から挙動不審になるくらい興奮してます(笑)
    お互い最高の気持ちで見届けましょう(^O^)

  2. bleu_azurさん、お久しぶりです。

    41歳のレジェンドだからこその光景だったのかもしれませんが、祝福するコーチ陣の映像などは、より感動を増幅させてくれましたね。

    翌日も3位表彰台。
    葛西の強さは本物ですね。

    五輪で金を取ることももちろん期待しますが、それよりもワールドカップで総合優勝なんかしようものなら・・・
    どちらも行けてしまいそうな気にさせる強さが今の葛西にはありますね。

    札幌大会の人出はいつもと変わらないんじゃないでしょうかね。
    宮の森2連戦は2戦目は昨年よりかなり増えてたように感じました。
    ただ、客層が違うので、その人出がそのまま札幌大会に流れてくることはないでしょう。

    あと、生中継は有料放送じゃないと難しいんじゃないでしょうかね。
    天候次第で、いつ始まっていつ終わるのか全く読めないような競技ですから。
    個人的には録画放送でも充分ですが、関係のないタレントを使ったりするのはやめてほしいです。