FISスキージャンプワールドカップレディース2016札幌大会 観戦ガイド

FISジャンプワールドカップレディース2016札幌大会


高梨沙羅

 

会場

札幌市 宮の森ジャンプ競技場(ノーマルヒルHS100/K90)

 

タイムスケジュール
1月15日(金) 練習開始 11時00分
予選開始 12時30分
1月16日(土) 試技開始 10時00分
競技開始 11時00分
1月17日(日) 予選開始 10時00分
競技開始 11時00分

タイムテーブルについては変更になる可能性もありますので自己責任でお願いしますね。

 

チケット
前売券  大人 1,600円 
 (大丸プレイガイド、ローソンチケット、チケットぴあ)
当日券  大人 2,000円
 65歳以上・高校生 1,000円
 中学生以下 無料

札幌で4度目となる女子ワールドカップ。
過去3回はたくさんの観客で宮の森が埋まりました。
とはいえ、超満員でチケットはSOLD OUTってほどではなく、当日券も余裕で入手可能。
今年もたぶん大丈夫でしょう。

 

アクセス
 さっぽろ駅→大通
  →円山公園駅
地下鉄 目安10分(乗換含む) 250円 
 円山バスターミナル
  →現地

バス 目安15分 210円

宮の森ジャンプ競技場の最寄駅は、地下鉄東西線の円山公園駅です。
大通駅からは宮の沢行きに乗り3つ目の駅が円山公園。
所用時間は5分。

 

改札を出て動物の絵の描かれた地下通路を歩き切ると右手に階段&エスカレーターがあります。
それを上り、右手に進んだ突き当りがジャンプ場行きのバス乗り場。
JR北海道バスの職員が待ち構えているのですぐわかります。

 

バスは15分間隔ぐらいで運行しているようですが時間帯によってはすこし混みます。
ただし、乗ってしまえば15分~20分ほどで到着しますから座れなくても苦になりません。

16日(土)・17日(日)のバス 往路 8:30~11:30  復路 試合終了後随時

 

一般車両の乗り入れは制限されるので自家用車で行くことはできません。
ただし、円山動物園第一駐車場を「臨時駐車場」として無料で使用できます。
円山バスターミナルを出たバスが円山動物園正門前で拾ってくれます。
ただし、時間帯によってはここからバスに乗るのはちょっと大変かもしれません。
円山バスターミナルを出た時点ですでに結構混んでいたりしますから。

16日(土)・17日(日)の駐車場 利用可能時間 8:30~13:30  

 

観戦エリア

観戦エリアは大きく三つに分かれます。
 ① ブレーキングトラック横(入場ゲート側)
 ② ブレーキングトラック横(リフト乗り場側)
 ③ ランディングバーン横

 

ブレーキングトラック横(入場ゲート側)

このエリアは、スタート→アプローチ→サッツ→フライト→ランディング→ブレーキングと余すところなく見ることができます。
売店やトイレにも近く、入場ゲートから入ってすぐなのであまり歩かなくて済みます。
もう少しちゃんと除雪してブレーキングトラックにかぶりつきで観られるようにしてくれればいいのに・・・
(世界選手権の時はそうだったのにね。)

FISスキージャンプワールドカップレディース札幌大会

2013年開催時

 

ブレーキングトラック横(リフト乗り場側)

選手を間近で見たい人は、先ほどの入場ゲート側とブレーキングトラックを挟んで対面のエリア。
このエリアは国内戦では観客は入れないけど女子WCでは開放しています。

宮の森トラック横2

2015年開催時


写真のとおり、WCでおなじみの赤いゲートが目の前にあります。
飛び終えた選手は必ずこのゲートを通るので、ゴーグルをはずした選手の麗しきお顔を間近で見ることができます。

宮の森ゲート

2015年開催時


さらに休憩用のテントがすぐ横にあります。
宮の森でのWC開催時には、ここ以外に屋根があり椅子がある場所はありません。
ストーブがあって暖も取れますし仮設のトイレも近くにあるので、個人的にはお勧めの観戦エリアです。

宮の森トラック横1

2015年開催時

宮の森休憩室

2015年開催時


ただし、狭くて人口密度が高いかも。
昨年、「スポンサー企業の応援旗がちょっと視界の妨げになるような気がしますが・・・」と書いたおかげかどうかは知りませんが、2015年は応援旗は観客の後方に立てられていたようです。

FISスキージャンプワールドカップレディース札幌大会

2014年開催時

FISスキージャンプワールドカップレディース札幌大会

2014年開催時

 

ランディングバーン横

純粋にジャンプ競技を楽しみたければこのエリアです。
人が空を飛ぶことの凄さが体感できます。
ただし、ここからはスタートやサッツは見えません。
また、トイレ等も遠いのが難点。
そして何よりも一番困るのは、電光掲示板が全く見えないこと。

宮の森スタンド

2015年開催時

 

お食事・お土産

大倉山と違い、宮の森では飲料の自販機以外に常設で飲食物は販売されていません。
そこで、過去3大会では移動販売車が来ていました。

FISスキージャンプワールドカップレディース札幌大会

2014年開催時

FISスキージャンプワールドカップレディース札幌大会

2014年開催時

 

トイレ

トイレは圧倒的なまでに不足しています。
常設のトイレは一か所だけ。しかもちょっと古い。
それ以外は仮設のボックス型のものが数か所。
国内戦では管理棟のトイレが利用できますが、WCでは関係者以外は立入禁止となってしまいます。

FISスキージャンプワールドカップレディース札幌大会

2014年開催時


トイレや飲食の販売車は、1本目が終了して2本目が始まるまでの時間は行列ができます。
昨年は、その時間だけ一時的に管理棟のトイレを開放していたようです。

 

防寒対策

ジャンプ観戦ではおしゃれなんかどうでもいい。
札幌市民はスキーウェア着て街に出たりは絶対にしません。
でも、ここではスキーウェア着ている人も結構います。
それで全然普通。
少しおおげさかな?って思うぐらいの厚着をしてきて、途中の地下鉄の中でどんなに恥ずかしい思いをしても、現地に着いて1時間も経つ頃には、周りで寒そうにしている人たちを横目に「勝ち組」意識にひたれます。
寒さに凍えるばかりでせっかくのワールドカップ観戦を嫌な想い出にしないように、防寒対策はしっかりと!

 

その他

観光名所でもある大倉山と違って宮の森は「競技をやるだけの場所」といったおもむき。
観戦者のことを考えた施設とはお世辞にもいえません。
仮設の休憩所、仮設のトイレ、移動販売車・・・
普段の国内戦よりはいろいろと考えてくれてはいるようですが、野球やサッカーの観戦のような快適さを期待してくると見事に裏切られますから、それなりの覚悟は必要です。

 

それと、よくある質問として、「何時に終わるか?」というものがあります。
これに対する答えは、「天気に聞いてくれ」です。
風や雪で中断することなく順調に進めば表彰式まで見たとしても13時ごろのはず。

 

しかし、問題はここから。
昨年も一昨年も日曜日は帰りのバスに乗るのに長い行列ができ40~50分ほど待ちました。
麓から競技場への道路が狭いので片側交互通行状態になってしまうためです。
さらに、円山バスターミナルへの乗車時間も40~50分と通常の2倍から3倍の時間がかかります。
理由は途中の北海道神宮の初詣客の渋滞に嵌ってしまうため。
今年は昨年より1週遅い開催ですが、さてどうなりますやら・・・

 

 

初観戦の方にとって少しでも参考になればとの思いで書きましたが独断と偏見の部分も多々あります。
また、あくまでも過去3大会開催時の模様をもとに書いてますので観戦エリアなどは異なるかもしれません。
よって、参考程度にとどめておいてくださいね。

 

とにかく皆さん、一緒に女子ワールドカップ札幌大会を存分に楽しみましょう!

 

 

コメント

  1. はじめてで、一緒に行くような人もいないために情報助かります。
    ありがとうございます。

    • やまださん、コメントありがとうございます。

      そう言っていただけると励みになります。
      観戦ガイドは私個人の感想も含みで書いていますし、ゆえに独断と偏見の部分もあります。
      そのあたりはご承知おきください。

      楽しい観戦になればいいですね。