FISスキージャンプワールドカップレディース2014札幌大会 観戦ガイド

FISジャンプワールドカップレディース2014札幌大会
札幌市 宮の森ジャンプ競技場(ノーマルヒル HS100/k90)


高梨沙羅

 

タイムスケジュール

1月10日(金)
 試技開始 11時00分
 予選開始 12時45分 
 ゼッケン授与式 16時00分 

1月11日(土)
 開場時間 9時00分
 試技開始 10時00分 
 競技開始 11時00分 

1月12日(日)
 開場時間 9時00分
 予選開始 10時00分 
 競技開始 11時00分

タイムテーブルについても正確ではない可能性もあります。
間違っていても当方では責任を負いかねますので、自己責任でお願いします。

 

チケット 
 前売券 大人1,600円
 当日券 大人2,000円 65歳以上・高校生1,000円 中学生以下無料

昨年、札幌初開催となった女子ワールドカップ。
とにかくたくさんの観客で宮の森が埋まりました。
とはいえ、超満員でチケットはSOLD OUTってまではいかなかったので、当日券であっても余裕で手に入る状況ではありました。

でも今年はどうでしょう?
なんたってオリンピックイヤーですからねぇ。
沙羅も開幕4連勝中ですし。

いずれにしても、チケットが完売するってことは無いと思いますがね。

 

アクセス
宮の森ジャンプ競技場への行き方は大倉山ジャンプ競技場の行き方と同じです。

 新千歳空港→JR札幌駅   JR快速 約36分~40分 1,040円
 さっぽろ駅→大通→円山公園駅  地下鉄 目安10分(乗換含む) 約240円 
 円山バスターミナル→現地  バス 目安15分 200円 (ウィズユーカード可、乗継券可)

札幌の地下鉄は3路線あり、それら全てが大通駅で乗り換えられます。この乗り換えにさえ迷わなければ、そんなに恐れることは無いでしょう。

大通駅からは東西線の宮の沢行きに乗ります。
3つ目の駅が円山公園。
所用時間5分です。

改札を出ると、ほぼ全員が同じ方向(左)に歩きますから、その流れに乗ればOK。
動物の絵の描かれた地下通路を歩き切ると右手に円山バスターミナルに上がる階段&エスカレーターがあります。
それを上りきると正面のパン屋の前に「ジャンプ場行きバス乗り場→」の看板があります。
まぁ看板が無くてもすぐわかりますけどね。
とにかく階段&エスカレーターを上がったら右にまっすぐ歩けば突き当りがジャンプ場行きのバス乗り場です。
オレンジ色の防寒着に身を包んだJR北海道バスの職員の方が待ち構えているのですぐわかります。

バスは時間帯によっては混みます。15分間隔ぐらいで運行しているようなので、混んでいれば次を待ってもいいですが、どっちみち15分ぐらいで到着しますから、座れなくても苦になりません。

 11日(土) 往路 8:30~11:30  復路 試合終了後随時
 12日(日) 往路 8:30~11:30  復路 試合終了後随時

タクシーで行くことももちろん可能ですが、それ以外の一般車両の乗り入れは制限されるので、自家用車で行くことはできません。

ただし、円山動物園第一駐車場を「臨時駐車場」として無料で使用できます。
円山バスターミナルを出たバスが円山動物園正門前で拾ってくれます。
ただし、時間帯によってはここからバスに乗るのはちょっと大変かもしれません。円山バスターミナルを出た時点ですでに結構混んでいたりしますから。

 

観戦エリア
ブレーキングゾーン横だと、ゲートをスタートするところからサッツ、フライト、ランディング、ブレーキングと余すところ無く見ることができます。
ただし、ジャンプ台に向かって右側のこのゾーンは、昨年はあまり広く取られていませんでした。

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2013開催時

 

選手を間近で見たい人は、ジャンプ台に向かって左側のブレーキングゾーン横のエリア。
このエリアは国内戦では観客は入れないのですが、世界選手権がそうだったように昨年の女子WCでも開放されていました。

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2013開催時
写真のとおり、WCでおなじみの赤いゲートが目の前にあります。
飛び終えた選手は必ずこのゲートを通りますから、ゴーグルをはずした選手の麗しきお顔を間近で見ることができます。
普段はテレビでしか見ることのできない選手達を、ほんの数メートル先に見ることができるこの幸せ。
初めて行く方は、まずはこの場所でその幸せに酔いしれてみてはいかがでしょう。


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2013開催時
さらに休憩用のテントがすぐ横にあります。
観客は自由にここに入ることができます。
宮の森でのWC開催時には、ここ以外に屋根があり椅子がある場所はありません。
ストーブがあって暖も取れますし、仮設のトイレも近くにあるので、個人的にはお勧めの観戦エリアです。

 

ちなみに、私はいつも、ランディングバーン横の観戦エリアで観ています。
大倉山に比べるとこの観戦エリアには簡単に行けます。
ただし、ここからはスタートやサッツは見えません。

 

お食事・お土産
お腹がすいても安心の大倉山と違い、宮の森では自販機の飲み物以外に常設では飲食物は販売されていません。
ただし、昨年は移動販売車が2台来ていました。
(普段は大倉山にいる2台が出張してきたのかな?)
また、その横の青いテントでは大倉山で販売しているお土産も一部だけですが販売されていたようです。


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2013開催時

 

トイレ
トイレは圧倒的なまでに不足しています。

常設のトイレは一か所だけ。(一枚目の写真、左後方の赤い三角屋根)
それ以外は仮設のボックス型のものが数か所。

トイレや飲食の販売車は、1本目と2本目の間の時間が一番込み合い行列ができるので、できればこの時間を避けたほうがいいでしょう。

 

防寒対策
札幌市民は真冬でも街中では「防寒」よりも「おしゃれ」を重視した服装をしています。
でも、ジャンプ観戦ではおしゃれなんかどうでもいい。

常連さんは皆、街中じゃ絶対にしないであろう格好をしていますよ。かく言う私もそう。

例えば、札幌市民はスキーウェア着て街に出たりは絶対にしませんが、ここではスキーウェア着ている人も結構います。それで全然普通。

少しおおげさかな?って思うぐらいの厚着をしてきて、途中の地下鉄の中でどんなに恥ずかしい思いをしても、現地に着いて1時間も経つ頃には、周りで寒そうにしている人たちを横目に「勝ち組」意識にひたれます。

とにかく大倉山と違って、暖を取る場所が少ない宮の森ですから、行きのバスを降りて帰りのバスに乗るまではずっと外にいることにもなりかねません。

寒さに凍えるばかりでせっかくのワールドカップ観戦を嫌な想い出にしないように、防寒対策はしっかりと!

 

その他
大倉山は観光名所でもありますし施設も新しいのでトイレなんかもきれいで女性や小さなお子さんでも安心ですが、宮の森は「競技をやるだけの場所」といったおもむきで、観戦者のことを考えた施設とはお世辞にもいえません。

仮設の休憩所、仮設のトイレ、移動販売車・・・
それなりに「お・も・て・な・し」を考えてくれてはいるようですが、野球やサッカーの観戦のような快適さを期待してくると見事に裏切られますから、それなりの覚悟は必要です

 

それと、よくある質問として、「何時に終わるか?」というものがありますが、これに対する答えは、「天気に聞いてくれ」です。
まぁ、風や雪で中断することなく順調に進めば、表彰式まで見たとしても13時半には帰りのバスに乗れるんじゃないでしょうかね。

 

 

初観戦の方にとって少しでも参考になればとの思いで書きましたが、独断と偏見の部分も多々あります。
また、あくまでも昨年の開催時の模様をもとに書いてますので、観戦エリアの設定など今年は異なるかもしれません。
あくまでも参考程度にとどめておいてくださいね。

とにかく皆さん、一緒に女子ワールドカップ札幌大会を存分に楽しみましょう!

 

 

コメント

  1. 初めまして
    ワールドカップ初めて見に行きます!飛んだあとの選手を間近で見たい!ブレーキングゾーンがよいんですね、ありがとうございます!

  2. かなさん、コメントありがとうございます。
    あくまでも昨年の会場設営での話ではあります。
    いずれにしても、飛び終えた選手はブレーキングゾーン横の赤いゲートを必ず通りますから、そこの前に陣取れば選手を近くで見られる確率が高いと思います。
    ただし、昨年は、沙羅のスポンサー企業の応援団が早めに来てそこの場所を押さえてたようですけど。

  3. 昨年関西より転勤で札幌に住んでいます。
    初めての冬の札幌でジャンプ観戦したいと思っており情報を
    検索していたら見つけました。
    アクセス、服装等すごく参考になりました。
    ありがとうございました。

  4. 関西人さん、コメントありがとうございます。

    ジャンプ場は標高はそれほどではないですが一応は山の中なので、街中よりも寒いし天気も変わりやすいです。
    明日、明後日はけっこう気温下がりそうなので、服装はホントに大げさなぐらいでちょうどいいですから。
    雪も降るかもしれないので帽子も必須です。

    楽しいジャンプ観戦になるといいですね。