グランネルV クバツキが守り続けたイエロービブを奪う
2023年1月28日(土)クルム‐ミッテルンドルフ(AUT)HS235/K200
19th World Cup Competition
1 | ハルヴォア-エグナー・グランネル(NOR) | 440.7pt |
2 | シュテファン・クラフト(AUT) | 431.9pt |
3 | ドメン・プレヴツ(SLO) | 425.4pt |
14 | 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) | 346.6pt |
23 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 297.7pt |
35 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 89.6pt |
竹内 択(team taku) | 予選46位 | |
佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 予選52位 | |
中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 予選59位 |
フライングの今季初戦。
クルムでは、このぐらいの向かい風の条件下であったとしても、通常は101~103km/h台のゲート設定で行われてきた。
ところがこの日の設定は95~97km/h台。このスピードだとさすがに厳しい。
フライングらしい最終盤の伸びを欠き、テールを引きずりながらなんとか堪えながらも200mにも届かない場面が散見された
そんな中でも飛ぶ奴は飛ぶ。だからこその、この設定だったのだろうけど。
1本目で238.0mを飛んでトップで折り返したグランネルが2本目でも231.0mを飛び優勝。
今季6勝目。通算19勝目。
クバツキが10位に沈んだために、開幕から守り続けてきたイエロービブが遂にグランネルの手に渡ることとなった。
札幌大会3戦目で今季初のシングル4位となったドメン・プレヴツが2018/1919プラニツァでの2位以来となる表彰台。
札幌で本来の強さを取り戻した小林陵侑。
しかし、この日は14位。まだ完全復活とは言い難い。
佐藤幸椰が23位で第4戦ルカ以来となる今季2度目のポイント獲得。
フライング初挑戦となった二階堂蓮は、金曜のトレーニングでは212.0mを飛び適性のあることを示したが、予選では155.0m、本戦は150.0mで35位に終わった。
なお、この遠征では、調整のために国内に残った小林潤志郎に代わり竹内択が参加している。
WC海外遠征としては2019/20ルシュノフ以来となるが、残念ながら予選を通過することはできなかった。