スキージャンプFISワールドカップ2021/22女子個人第5戦クリンゲンタール

クラマーがオプセットを僅差でかわす 岩渕香里が自己最高位タイ6位

2021年12月10日(金) クリンゲンタール(GER)HS140/K125

5th World Cup Competition

1  マリタ・クラマー(AUT) 247.9pt
2  シリエ・オプセット(NOR) 245.3pt
3  ウルサ・ボガタイ(SLO) 237.5pt
 
5  高梨 沙羅(クラレ) 225.4pt
6  岩渕 香里(北野建設) 207.7pt
11  伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 193.8pt
16  勢藤 優花(北海道ハイテクAC) 169.8pt
57  岩佐 明香(大林組スキー部) 予選落ち

予選リザルト オフィシャル リザルト


岩渕香里が自己最高位タイとなる6位。
前回の6位は2015/16ラハティでのこと。なんと5年10ヵ月ぶりのタイ記録。
トップ10以内は通算9回目。ラージヒルでは初。

2012.03.03蔵王 HS1007位
2014.01.18蔵王 HS1009位
2016.02.19ラハティ HS1006位
2017.01.21蔵王 HS1039位
2017.02.15平昌 HS1099位
2017.12.17ヒンターツァルテン HS1089位
2018.01.14札幌 HS10010位
2018.01.21蔵王 HS10210位
NEWクリンゲンタール HS1406位

今季は、初戦こそ26位だったが、その後は13位、17位、12位と10番台の順位を重ね、トップ10を狙える位置には付けていた。
それが一気にトップ6に入ってくるとは!

その岩渕の1つ上の順位だった高梨沙羅。
2本目は今シーズンで一番良いパフォーマンスだったように思う。
ただ、それでも4番手の得点。表彰台は近いようで遠い。

勝ったクラマーは、やはり本人的にはしっくり来てない様子。
1本目は、LHでより強さを増してきたオプセットに0.6pt差まで詰め寄られた。
最後は何とか逃げ切ったが、どちらが勝ってもおかしくはなかった。

総合順位 

さて、どうやら札幌と蔵王のワールドカップは中止となるようだ。
女子は札幌と蔵王の両大会を五輪代表の最終選考に充てているが、果たしてこれがどうなるのか。