スキージャンプFISグランプリ2023女子個人第7戦クリンゲンタール【個人総合成績】

クリネツがクリジュナルの全勝を止める クリジュナルは圧巻の総合優勝

2023年10月7日(土)クリンゲンタール(GER)HS140/K125

7th Grand Prix Competition

1 エマ・クリネツ(SLO)247.2pt
2 ニカ・クリジュナル(SLO)246.4pt
3 ジャクリーン・ザイフリーズベルガー(AUT)211.5pt
 
6 伊藤 有希(土屋ホームスキー部)204.6pt
7 高梨 沙羅(クラレ)204.1pt
8 丸山 希(北野建設SC)201.2pt
14 一戸 くる実(CHINTAIスキークラブ)186.5pt
17 岩佐 明香(大林組スキー部)171.2pt
32 佐藤 柚月(札幌日大高校)60.0pt

予選 リザルト


エントリーが40名を超え今季初めて予選が行われた女子最終戦。

基本は向かい風だが強弱の差が激しく1本目を3位で折り返したクリジュナルは2本目で随分と待たされた。
逆にそれが味方したかヒルレコードタイとなる141.5mの大アーチ。全勝優勝に限りなく近づいたが、続くクリネツも137.0mで応戦。0.8ptの差で全勝優勝とは成らなかった。

見ごたえのある対決の最後はルーティット。
GP初優勝も見えていたが、空中で大きくバランスを崩し75.0m付近に落下し激しく転倒。
幸い大きな怪我はなかったようで一安心。

クリネツは今季初優勝。
ザイフリーズベルガーは2015アルマトイ以来8シーズンぶりのGPでの表彰台。
日本勢では、一戸くる実と岩佐明香がこのメンツの中でもしっかりと戦えていることが素晴らしい。

クリジュナルは7戦6勝+2位1回の圧倒的な強さを誇りGPで初の総合優勝。
2試合エントリーがなかった高梨沙羅は2021年以来2シーズンぶりの総合2位。
ルーテイットは最後の転倒により総合2位を失うものの何とか3位に踏みとどまった。

グランプリ総合順位

  pt最高位
1 ニカ・クリジュナル(SLO)6806勝
2 高梨 沙羅(クラレ)3262位
3 アレクサンドリア・ルーティット(CAN)3223位
4 ニカ・プレヴツ(SLO)3142位
5 エマ・クリネツ(SLO)2601勝
7 岩佐 明香(大林組スキー部)1996位
8 一戸 くる実(CHINTAIスキークラブ)1827位
9 丸山 希(北野建設SC)1622位
17 小林 諭果(CHINTAIスキークラブ)1056位
23 宮嶋 林湖(松本大学)5913位
28 櫻井 梨子(あいおいニッセイ同和損保)4715位
31 伊藤 有希(土屋ホーム)406位
40 佐藤 柚月(札幌日大高校)2418位

GP総合

大会別優勝者

1 ニカ・クリジュナル(SLO) クーシュベル(HS132)
2 ニカ・クリジュナル(SLO) クーシュベル(HS132)
3 ニカ・クリジュナル(SLO) シュチルク(HS104)
4 ニカ・クリジュナル(SLO) シュチルク(HS104)
5 ニカ・クリジュナル(SLO) ルシュノフ(HS97)
6 ニカ・クリジュナル(SLO) ルシュノフ(HS97)
7 エマ・クリネツ(SLO) クリンゲンタール(HS140)