ルンビ 女子RAW AIRの初代チャンピオンに
2019年3月14日(木) トロンハイム(NOR)HS138/K124
23rd World Cup Competition
1 | マーレン・ルンビ(NOR) | 274.1pt | 133.0m | 133.5m |
2 | ユリアーネ・ザイファルト(GER) | 261.0pt | 131.0m | 137.5m |
3 | エバ・ピンケルニッヒ(AUT) | 257.9pt | 132.5m | 128.0m |
6 | 高梨 沙羅(クラレ) | 238.7pt | 123.0m | 125.5m |
9 | 伊藤 有希(土屋ホーム) | 220.6pt | 119.5m | 122.0m |
19 | 丸山 希(明治大学) | 194.2pt | 111.5m | 119.5m |
21 | 勢藤 優花(北海道ハイテクアスリートクラブ) | 191.3pt | 115.5m | 111.5m |
26 | 岩渕 香里(北野建設) | 165.6pt | 110.0m | 109.0m |
37 | 大井 栞(早稲田大学) | 59.7pt | 98.0m |
マーレン・ルンビが予選・本戦ともにトップスコアをマークし、初開催の女子RAW AIRタイトルを獲得した。
前戦リレハンメル終了時点で暫定トップいたが、ここトロンハイムでも予選・本戦ともに快勝しそのままタイトルを掴んだ。
RAW AIRのタイトルは世界選手権の金メダルと共にこの冬の二大目標だったというルンビ。そのどちらも獲ることとなった。
RAW AIR総合を19.1pt差の2位で追っていたアルトハウスは予選・本戦ともに振るわず、結局は56.5ptにまで差が広がってしまった。この日2位と猛追し総合3位を射止めたザイファルトにも詰め寄られたが2位を死守。
ピンケルニッヒは2戦連続3度目の表彰台でRAW AIR総合5位
RAW AIR トーナメント 総合順位 (全順位) | ||
1 | マーレン・ルンビ(NOR) | 1144.6 |
2 | カタリナ・アルトハウス(GER) | 1088.1 |
3 | ユリアーネ・ザイファルト(GER) | 1066.3 |
4 | ダニエラ・イラシュコ-シュトルツ(AUT) | 1055.9 |
5 | エバ・ピンケルニッヒ(AUT) | 1033.8 |
6 | 伊藤 有希(JPN) | 972.2 |
7 | 高梨 沙羅(JPN) | 971.1 |
17 | 勢藤 優花(JPN) | 805.9 |
18 | 丸山 希(JPN) | 803.5 |
25 | 岩渕 香里(JPN) | 678.2 |
37 | 大井 栞(JPN) | 422.3 |
かくして女子スキージャンプでは史上最高額となる35,000ユーロの賞金はマーレン・ルンビが獲得することとなった。
オスロ本戦での5位を除ク5つのラウンドで1位。強さを見せつけた形となった。
日本勢最高位は伊藤有希の6位。オスロ予選で4位、トロンハイム予選で3位だったが本戦にその勢いを持ち込めなかった。
7位の高梨沙羅は、前戦リレハンメル本戦で14位と自身ワースト2位、続くトロンハイム予選で19位となり「左のスキーが上がってこない」「踏み切りでタイミングが早くなってしまう」と悩みを抱えていたが、最終ラウンドで6位となり少し持ち直しはした。それでも気持ちは「複雑」「苦しい」と。
WC総合はトップのルンビと2位アルトハウスは355pt差。
残り4戦で総合優勝の可能性はこの二人に絞られている。
次戦でルンビが5位以上に入れば総合優勝が決まる。
WC総合順位 トロンハイム終了時点 | ||
1 | マーレン・ルンビ(NOR) | 1613 |
2 | カタリナ・アルトハウス(GER) | 1258 |