2018/19 FISスキージャンプワールドカップ女子個人第18戦オスロ

初開催の女子RAW AIR イラシュコが今季3勝目

2019年3月10日(日) オスロ(NOR)HS134/K120 

21st World Cup Competition 

 ダニエラ・イラシュコ-シュトルツ(AUT)  209.0pt  120.0m  121.0m
 ユリアーネ・ザイファルト(GER)  194.3pt  114.5m  121.0m
 カタリナ・アルトハウス(GER)  193.3pt  111.5m  119.5m
 
4  高梨 沙羅(クラレ)  192.1pt  119.5m  111.5m
10  伊藤 有希(土屋ホームスキー部)  169.4pt  110.5m  111.0m
12  勢藤 優花(北海道ハイテクアスリートクラブ)  165.2pt  107.0m  112.0m
14  丸山 希(明治大学)  153.9pt  96.0m 114.0m
28  大井 栞(早稲田大学)  88.7pt 89.0m 89.5m
29  岩渕 香里(北野建設)  88.2pt 95.0m 80.0m

予選リザルト オフィシャル リザルト


 

初開催となる女子RAW AIR。オスロ、リレハンメル、トロンハイムの予選・本戦の計6ラウンドが休みなく実施される過酷な戦い。

 

その第1ラウンドとなる土曜日のオスロ予選はルンビがトップ。2位アルトハウス、3位ザイファルトと順当に強豪が上位に顔をそろえた。
伊藤有希が4位、高梨沙羅が5位と幸先の良いスタート。

 

ところが日曜の本戦ではイラシュコが勝った。風向風速がクルクルと変わりライバルたちが苦しむ中、唯一K点ジャンプを2本揃えて見せた。
残念だったのはラモーナ・シュトラウプ。1本目を2位で折り返し自身2度目となる表彰台が見えていたけど2本目で転倒。
それでも7位に入ったただけにホントに転倒がいたかった。

 

なお、大井栞は海外WC初出場で見事にポイントゲット。
派遣選考基準」に従い、「2019ジュニア世界選手権個人戦において、10位以内の成績を収めた日本人上位競技者」に該当したための派遣と思われる。(大井栞はジュニア世界選手権で7位、かつ、日本人選手最高位)

 


 

3年目を迎える男子のRAW AIRはオスロ、リレハンメル、トロンハイム、ヴィケルスンの4会場を転戦しながら10日連続で行われれ、しかも、団体戦ありフライングありという超絶怒涛の過酷さが売り。女子RAW AIIRは本質的に男子RAW AIRとは異なるもののような気がする。

 

RAW AIR トーナメント 総合順位 第2ラウンド終了時点(全順位
1 ダニエラ・イラシュコ-シュトルツ(AUT) 321.3
2 マーレン・ルンビ(NOR) 321.2
3 カタリナ・アルトハウス(GER) 319.4
4 ユリアーネ・ザイファルト(GER) 314.3
5 高梨 沙羅(クラレ) 309.8