初開催の女子RAW AIR イラシュコが今季3勝目
2019年3月10日(日) オスロ(NOR)HS134/K120
21st World Cup Competition
1 | ダニエラ・イラシュコ-シュトルツ(AUT) | 209.0pt | 120.0m | 121.0m |
2 | ユリアーネ・ザイファルト(GER) | 194.3pt | 114.5m | 121.0m |
3 | カタリナ・アルトハウス(GER) | 193.3pt | 111.5m | 119.5m |
4 | 高梨 沙羅(クラレ) | 192.1pt | 119.5m | 111.5m |
10 | 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) | 169.4pt | 110.5m | 111.0m |
12 | 勢藤 優花(北海道ハイテクアスリートクラブ) | 165.2pt | 107.0m | 112.0m |
14 | 丸山 希(明治大学) | 153.9pt | 96.0m | 114.0m |
28 | 大井 栞(早稲田大学) | 88.7pt | 89.0m | 89.5m |
29 | 岩渕 香里(北野建設) | 88.2pt | 95.0m | 80.0m |
初開催となる女子RAW AIR。オスロ、リレハンメル、トロンハイムの予選・本戦の計6ラウンドが休みなく実施される過酷な戦い。
その第1ラウンドとなる土曜日のオスロ予選はルンビがトップ。2位アルトハウス、3位ザイファルトと順当に強豪が上位に顔をそろえた。
伊藤有希が4位、高梨沙羅が5位と幸先の良いスタート。
ところが日曜の本戦ではイラシュコが勝った。風向風速がクルクルと変わりライバルたちが苦しむ中、唯一K点ジャンプを2本揃えて見せた。
残念だったのはラモーナ・シュトラウプ。1本目を2位で折り返し自身2度目となる表彰台が見えていたけど2本目で転倒。
それでも7位に入ったただけにホントに転倒がいたかった。
なお、大井栞は海外WC初出場で見事にポイントゲット。
「派遣選考基準」に従い、「2019ジュニア世界選手権個人戦において、10位以内の成績を収めた日本人上位競技者」に該当したための派遣と思われる。(大井栞はジュニア世界選手権で7位、かつ、日本人選手最高位)
3年目を迎える男子のRAW AIRはオスロ、リレハンメル、トロンハイム、ヴィケルスンの4会場を転戦しながら10日連続で行われれ、しかも、団体戦ありフライングありという超絶怒涛の過酷さが売り。女子RAW AIIRは本質的に男子RAW AIRとは異なるもののような気がする。
RAW AIR トーナメント 総合順位 第2ラウンド終了時点(全順位) | ||
1 | ダニエラ・イラシュコ-シュトルツ(AUT) | 321.3 |
2 | マーレン・ルンビ(NOR) | 321.2 |
3 | カタリナ・アルトハウス(GER) | 319.4 |
4 | ユリアーネ・ザイファルト(GER) | 314.3 |
5 | 高梨 沙羅(クラレ) | 309.8 |