小林陵侑 12勝目 ストエルネン有終の美
2019年3月14日(木) トロンハイム(NOR)HS138/K124
32nd World Cup Competition
1 | 小林 陵侑(土屋ホーム) | 298.4pt | 141.0m | 141.5m |
2 | アンドレアス・ストエルネン(NOR) | 288.0pt | 137.0m | 137.0m |
3 | シュテファン・クラフト(AUT) | 280.5pt | 136.5m | 135.0m |
16 | 伊東 大貴(雪印メグミルク) | 257.4pt | 129.0m | 128.0m |
20 | 小林 潤志郎(雪印メグミルク) | 250.8pt | 132.5m | 124.0m |
22 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルク) | 250.1pt | 128.5m | 130.0m |
28 | 中村 直幹(東海大学) | 239.6pt | 123.0m | 126.0m |
53 | 葛西 紀明(土屋ホーム) | 予選落ち |
小林陵侑の総合王者としての最初の勝利は、ただ一人HSオーバーを、しかも140mの大飛躍を2本揃えての見事な勝ちっぷり。
今季12勝目。1シーズンの勝利数としては、2015/16ペテル・プレヴツの15勝、2008/09グレゴア・シュリーレンツァウアーの13勝に次ぐ3番目の記録で、2004/05ヤンネ・アホネンと並ぶ。
予選トップ、本戦3位のクラフトがRAW AIRトーナメントのトップに浮上。陵侑も2位に上がってきた。
一方、ここまで好調だったヨハンソンが予選8位、本戦10位と奮わず首位陥落。
RAW AIR トーナメント 総合順位 第7ラウンド終了時点(全順位) | ||
1 | シュテファン・クラフト(AUT) | 1356.4 |
2 | 小林 陵侑(JPN) | 1346.9 |
3 | ロベルト・ヨハンソン(NOR) | 1341.2 |
4 | ヨハン-アンドレ・フォルファン(NOR) | 1259.6 |
5 | マルクス・アイゼンビヒラー(GER) | 1243.8 |
この日の主役はストエルネン。
RAW AIR開幕前に引退を発表したが、ラストゲームとして選んだのが出身地であるトロンハイムでのこの試合。
なんと見事に2位表彰台に輝いた。
まだまだトップクラスの選手ではあるが、家族との時間を持ちたいということが引退の理由らしい。
COC札幌大会で活躍した選手には親近感が沸くが、ストエルネンもその一人。
ノルウェーの選手の中では一番好きな選手だったので引退はとても寂しい。
おつかれさま。今まで楽しませてくれてありがとう。
WC総合では、クラフトがストッフを逆転し2位に浮上。
2位・3位の椅子は、クラフト、ストッフ、ジワの3人に絞られた。