2017/18 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第18戦リレハンメル

ストッフ HSオーバー2本で圧勝 クバツキ 自己最高位

2018年3月13日(火) リレハンメル(NOR)HS140/K123 

25th World Cup Competition 

 カミル・ストッフ(POL)  306.4pt  140.5m  141.0m
 ダヴィド・クバツキ(POL)  278.7pt  139.0m  140.5m
 ロベルト・ヨハンソン(NOR)  273.7pt  137.0m  136.5m
 
17  小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部)  250.5pt  134.5m  124.0m
18  葛西 紀明(土屋ホームスキー部)  248.9pt  134.0m  123.5m
19  小林 陵侑(土屋ホームスキー部)  246.7pt  134.0m  124.5m
36  竹内 択(北野建設)  108.4pt 124.5m  
   佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 失格 SUIT  

予選 リザルト
オフィシャル リザルト


 

風が安定せず難しい条件ではあったけれど、上位にはしっかりと実力者たちが顔をそろえた。
ヒルサイズオーバーを2本揃えたストッフは2位クバツキに27.7pt差をつけてこの日も圧勝。
カメラのアングルのせいもあるのかもしれないけれど、クバツキばりにとんでもなく高く見えたフライトで、しかも空中では微動だにせず、おまけにヒルサイズを超えても完璧な着地。1本目でノルウェーのジャッジが20.0ptをつけたのもうなずける。
ストッフは今季6勝目。通算28勝目。

 

2位のクバツキは、オーベルストドルフでのWC初表彰台を含む今季3度目の表彰台にして自己最高位。
いつ勝ってもおかしくない状態にあるけれど、そのためには同僚のストッフを越えなくてはいけない。しかしそれは、あまりにも高すぎる壁。

 

五輪NHとLHの銅メダリストであるヨハンソンは、意外にもこれが今季初の表彰台。
実は、WCでの表彰台は過去に2016/17インスブルックでの2位が一度あっただけ。
既に表彰台の常連のようなイメージがあったけれどね。

 

期待の佐藤幸椰はスーツの通気量の違反で失格。
今季は確かクルムでダミヤンとフォルファングが失格となったのがスーツの通気量の違反だったはず。
昨季はRAW AIR初戦のオスロ予選で8人がスーツ失格となる大漁ぶりだったけれど、シーズンも最終盤にくると油断するチーム・選手が増えていくであろうことを見越してチェックが厳しくなるのかな。

 

 

 RAW AIR トーナメント 総合順位    (全順位)        
   Name Total 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
1 ストッフ 1141.5 143.2 285.6 253.1 153.3 306.4          
2 ヨハンソン 1085.3 137.0 284.3 254.0 136.3 273.7          
3 フォルファング 1055.5 134.3 273.7 253.6 125.9 268.0          
4 ストエルネン 1053.5 131.1 273.6 240.6 135.7 272.5          
5 クラフト 1042.7 126.6 264.7 256.7 132.5 262.2