パニエがワールドカップ初優勝 高梨6位 伊藤7位
Official Results
1 | ジョセフィーヌ・パニエ(FRA) | 272.4pt |
2 | アレクサンドリア・ルティト(CAN) | 267.5pt |
3 | エイリン‐マリア・クバンダル(NOR) | 252.8pt |
6 | 高梨 沙羅(クラレ) | 245.4pt |
7 | 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) | 241.7pt |
26 | 丸山 希(北野建設SC) | 168.2pt |
35 | 勢藤 優花(北海道エネルギースキー部) | 72.3pt |
一戸 くる実(CHINTAIスキークラブ) | 予選41位 | |
宮嶋 林湖(松本大学) | 予選51位 |
前日のNHで自己最高位を一つ更新し2位となったパニエが、たった1日でさらに更新しワールドカップ初優勝を遂げた。
1本目で、この日唯一のHSオーバーとなる140.5mをきれいなテレマークで決めトップに立つと、2本目はルティトのプレッシャーを受けながらも逃げきった。
2018/19シーズンにWCデビューした21歳。
これまでに81戦に出場し2021/22ヒンツェンバッハで3位となり初表彰台。
この2日間で一気に階段を駆け上がり、イエローイブまで手に入れた。
なお、フランス人としては2012/13に札幌を含む2度の優勝があるコリン・マテルに続く2人目の優勝者。
ルティトは2戦連続の表彰台。
クバンダルは今季初、通算4度目の表彰台。
表彰台の3人は21歳、19歳、21歳。このあたりの世代が今季を牽引しそう。
ちょうど12年前の2011年12月3日に、ここリレハンメルで開催された記念すべき女子ワールドカップ第1戦に出場し5位だった27歳の高梨沙羅。
開幕戦は12位だったが、この日は6位。
毎シーズンいろいろなことを試しているので、シーズンごとにアプローチも踏切も空中もフォームが異なって見えるが、今季もバータイネンの指導のもと自分のジャンプを模索中のようだ。
高梨より2ヵ月遅れの2012年2月4日にヒンツェンバッハでワールドカップデビューを果たし19位だった29歳の伊藤有希。
初めてイエロービブを纏って臨んだ試合は手堅くまとめて7位。
総合3位につけている。
昨季は史上最多の8人の優勝者を出した女子WC。
今季は開幕2試合で二人の優勝者。
次は誰だ。
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