スキージャンプの結果を下手な写真でお伝えするブログです

2017/18 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第3戦ニジニ・タギル

フライターク大逆転V 日本勢は2本目に進めず

2017年12月2日(土) ニジニ・タギル(RUS)HS134/K120 

5th World Cup Competition 

① リヒャルト・フライターク(GER) 267.5pt(135.0m 137.0m)
② ダニエル-アンドレ・タンデ(NOR) 266.9pt(141.0m 134.0m)
③ ヨハン-アンドレ・フォルファング(NOR) 264.3pt(129.0m 141.5m)

38 作山 憲斗(北野建設) 102.1pt(118.5m)
44 原田 侑武(雪印メグミルクスキー部) 94.1pt(113.5m)

失格 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) SUIT

予選不通過 中村 直幹(東海大学) 57位
予選不通過 伊藤 将充(土屋ホームスキー部) 66位

予選リザルト
オフィシャル リザルト


 

防風ネットが存在感を放つニジニ・タギル。
そういえば昨季はこの防風ネットの設置が間に合わずにリレハンメルでの代替開催となったんだっけ。
基本は向かい風だけど風速は定まらず、赤い風で何度かのシグナルレッド。なるほど、FISがそこまでして防風ネットにこだわった理由がよくわかる。(いや、ホントは過去の試合の賞金支払いの遅延なんかも理由だったんだけどね)

 

アタリハズレの紆余曲折を経て、それでもなんとか来るべき人たちが上位に来た。
フライタークは8位からの逆転優勝。フォルファングは13位からの台乗り。ヴェリンガーは1本目21位ながら2本目だけ見ると1位で4位フィニッシュ。
表彰台の3人は、フライト終盤の浮力が他の選手たちとは全然違う感じで、フライタークなんか着地姿勢に入る直前あたりで浮き上がったようにも見えた。どうやらK点付近に時々こういった風が当たるようで、その風が勝敗を分けたんじゃないかな。

 

フライタークは2014/15インスブルック以来となる通算6勝目。
小林潤志郎に代わり自身初めてイエロービブを身にまとうこととなった。

 

逆に、アタリハズレの紆余曲折により、トップで折り返したガイガーは6位に、4位だったデシュバンデンは7位に、5位だったパシュケは17位に、6位だったプレヴツは13位に、9位だったストッフは15位に沈んだ。
特に残念だったのはガイガーとデシュバンデンかな。
ガイガーは初優勝も2015/16ラハティ以来2度目の台乗りも逃し、デシュバンデンは2015/16に奇しくもここニジル・タギルで出した過去最高位7位を超えることができなかった。
でも、二人とも1本目のジャンプは素晴らしかった。特にガイガーは数値上は全選手中で最も悪い条件での1位。十分に称賛に価すると思う。

 

イエロービブなんかには目もくれず、当初の予定通り選手の総入れ替えを行った日本は予選落ち2人、失格1人、1本目敗退2人。そして誰もいなくなった。
中村直幹と伊藤将充は、札幌大会での開催国枠としての出場は各々4戦・2戦あり、中村はそのうちの1戦(2015/16)でポイントゲットしているが、海外でのWCは両者とも初参戦。でも初陣は苦い結果に終わっちゃったね。
佐藤幸椰は2015/16ニジニ・タギルで既に海外WCデビューを果たしているけれど、札幌大会開催国枠出場5戦も含めてまだポイントがないので、次戦は何とかしたいところ。

 

ところで、1日(金)にディティゼー・ノイシュタットとエンゲルベルクの遠征メンバーが発表された。開幕メンバーの5名(葛西、伊東、竹内、潤志郎、陵侑)に作山憲斗を加えた6名。
でもね、これ、発表のタイミングがおかしくないかね? せめてニジニ・タギル1戦目の結果を見てから決定・発表すべきでは? 
もしニジニ・タギル1戦目で原田侑武や佐藤幸椰が表彰台に上るようなことがあっても、その前の日に既に決まっていた選手を連れて行くの? 頑張っても頑張らなくても結果は変わらないの?
SAJは「成績に関係なく選手選考を行っています」ってことを発表しちゃってることに自ら気付いているんだろうか?

 

これでキレイに雪印から2名、北野から2名、土屋から2名。
SAJの見事な全方位外交。
選手選考の基準はそこなの?