2016/17 FISスキージャンプワールドカップ女子個人第3戦ニジニ・タギル

ルンビがWC初優勝 高梨3位、伊藤4位、勢藤10位

2016年12月10日(土) ニジニ・タギル(RUS)HS100/K90 

3rd World Cup Competition 

① マーレン・ルンビ(NOR) 229.6pt(91.5m 95.5m)
② ダニエラ・イラシュコ-シュトルツ(AUT) 224.1pt(96.0m 92.0m)
③ 高梨 沙羅(クラレ) 218.3pt(102.0m 86.0m)

 

  4 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 214.2pt(87.5m 88.0m)
10 勢藤 優花(北海道メディカルスポーツ専門学校) 200.4pt(88.0m 84.5m)

予選不通過 岩渕 香里(北野建設スキークラブ) 

 

オフィシャル リザルト

 


 

ポイントが出たと同時にゴーグル越しにもはっきりと沙羅は驚いたような表情を見せた。
そして、そのあとすぐに口元がこわばったように見えた。
1本目1位から逆転での3位。

 

終始赤い風が吹き難しいコンディション。
沙羅の2本目は空中で大きく乱れた。
だから優勝は厳しいとは思っただろうね。
でも、3位まで落ちるとは本人も思わなかったのでは?
こわばった口元がそれを物語っているように見えた。

 

1本目は、ヒルレコードを更新した1位沙羅と6位ルンビの差は10.8pt。
飛距離にして5mもの差があったけれど、沙羅は数値上はこの試合で最も良い風をもらっている。
2本目だけ見れば沙羅は9位。K点にも届かなかった。
これを単に風に起因してのことと見るかどうかは別として、まずは2本目で9.5mもの差を付けて大逆転したルンビを褒めよう。

 

マーレン・ルンビは、WC7度目の表彰台にして初優勝。
女子WCで12人目の優勝者。
助走でバタつき、空中でバタつき、着地でバタつく。
それでもパワーでねじ伏せるようなジャンプが彼女の魅力かな。

 

伊藤有希は先を越されてしまったね。
今日は1本目の風に泣かされた。
上位陣では、彼女とその前に飛んだザイフリーズベルガーだけが数値上の追い風を受けてしまった。
それでも1本目は3位。最終4位。まだまだ好調は維持していると見て良さそう。

 

勢藤は今季初のトップ10入り。
岩渕は風にも泣かされ予選落ちとなったが、比較的風が安定していたらしい金曜日に予定通りに予選が行われていたら・・・ なんて、タラレバを考えてしまう。

 

なお、金曜の予選がキャンセルになりこの日に延期されたのは、イタリアチームのスキーが到着しないトラブルがあったため。
WCではたまに起こるトラブルではある。