2016/17 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第14戦ザコパネ

カミル・ストッフ 逆転で接戦を制し4連勝

2017年1月22日(日) ザコパネ(POL)HS134/K120 

16th World Cup Competition 

① カミル・ストッフ(POL) 287.4pt(130.5m 131.0m)
② アンドレアス・ヴェリンガー(GER) 285.8pt(130.5m 133.0m)
③ リヒャルト・フライターク(GER) 284.2pt(132.5m 131.0m)

 

23 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 260.1pt(126.5m 125.0m)
26 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) 249.1pt(115.0m 119.0m)

34 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) 119.8pt(120.0m)

予選不通過 作山 憲斗(北野建設スキー部)
予選不通過 竹内 択(北野建設スキー部)

 

オフィシャル リザルト

 


 

4万人の自国の大観衆の中で、カミル・ストッフが、1本目6位からの逆転勝ちで節目となるWC通算20勝目を挙げた。
今季5勝目。ジャンプ週間最終戦から数えて4連勝。ポーランド開催の個人戦3戦ですべて勝利を飾ったことになる。

 

2位ヴェリンガーは、2試合ぶりとなる今季2度目の表彰台。
3位フライタークは、2015年インスブルックでのジャンプ週間第3戦(こちら)を制して以来2年ぶりの表彰台。
4位にはアイゼンビヒラーが入り、前日の団体戦の優勝の勢いそのままにドイツ勢が好調ぶりを印象付けた。

 

一方、試合翌日にはフロイントがオーベルストドルフでトレーニング中に右ひざの前十字靭帯などを損傷して今季絶望。
世界選手権LHはディフェンディングチャンピオンを欠くこととなってしまった。

 

復帰後見違えるように復調していたぺテル・プレヴツは、2本目5位の追い上げを見せるも1本目19位と出遅れたことが響いて最終13位。
復帰3戦目となるシュリーレンツァウアーは、33位で2本目に進めず仕舞い。
個人的にはコウデルカが少しずつ戻ってきている感じがうれしい。

 

日本勢は、竹内択がついに予選落ち。
伊東大貴は、この試合のあと自ら国内調整を申し入れ帰国。
葛西紀明は、相性の良い次戦ヴィリンゲンに新スーツで臨むらしい。
チームNIPPONの明日はどっちだ!?