アンドレアス・ヴァンクが地力を見せつけV
2017年1月22日(日) 札幌市 大倉山ジャンプ競技場 HS137/K123
STVカップ(ゲート1本目18,17 2本目18,20,17)
① アンドレアス・ヴァンク(GER) 244.8pt(131.5m 128.0m)
② ネイチ・デズマン(SLO) 232.5pt(28.0m 127.5m)
③ ミラン・ズパンチッチ(SLO) 222.9pt(131.5m 123.5m)
4 シグード・ニモエン・ソエベルグ(NOR) 222.6pt(123.5m 126.5m)
5 フロリアン・アルテンブルガー(AUT) 220.7pt(135.5m 119.5m)
6 アンツェ・ラニセク(SLO) 220.5pt(128.5m 121.5m)
コンチネンタルカップ第14戦(ゲート1本目18,17 2本目18,20,17)
① アンドレアス・ヴァンク(GER) 244.8pt(131.5m 128.0m)
② ネイチ・デズマン(SLO) 232.5pt(28.0m 127.5m)
③ ミラン・ズパンチッチ(SLO) 222.9pt(131.5m 123.5m)
11 中村 直幹(東海大学) 213.5pt(121.5m 126.5m)
22 岩佐 勇研(札幌日本大学高校) 194.5pt(117.0m 118.5m)
33 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) 92.0pt(113.5m)
今年のコンチはWCクラスの選手がゴロゴロ揃い、例年以上にハイレベルな試合となったように思う。
とはいえ、彼らは1.5軍か2軍の選手。
だからこそWCではなくてここにいるわけで。
対する日本勢も同じく1.5軍か2軍の選手。
どちらも虎視眈々とWCメンバー入りを目指している選手たち。
だけど、残念ながら大倉山での2試合を観戦して両者の力の差は相当大きいと感じられた。
日本人最高位は宮の森が11位。大倉山の初戦は7位。この日は11位。
この二日間、外国勢のビッグジャンプはホントに楽しかったけれど、日本勢とのあまりの差を見せつけられ、打ちひしがれて帰路に就いたのもまた事実。
① アンドレアス・ヴァンク(GER)
② ネイチ・デズマン(SLO)
③ ミラン・ズパンチッチ(SLO)
4 シグード・ニモエン・ソエベルグ(NOR)
5 フロリアン・アルテンブルガー(AUT)
6 アンツェ・ラニセク(SLO)
表彰式
STVカップ表彰 デズマン、ヴァンク、ズパンチッチ
STVカップ表彰 ソエベルグ、アルテンブルガー、ラニセク
STVカップ最長不倒賞 フロリアン・アルテンブルガー(135.5m)
COC表彰 デズマン、ヴァンク、ズパンチッチ
COC表彰 ソエベルグ、アルテンブルガー、ラニセク
報道によると選手たちも一様に世界との差を痛感したご様子。
唯一、この日の日本勢最高位の中村直幹だけが「世界の上位に近づいている」と、手ごたえを感じたらしい。
あくまでも本人的に世界に一歩一歩近づいているという実感なのだろう。
それは大いに結構なことなのだが、残念ながら私には同じ実感をつかむことはできていない。
中村がどうこうということではなく、この3試合に出場した選手たち全体を見て世界と戦えるイメージが全くと言っていいほどつかめないのだ。
今は、1軍の選手たちでさえ、予選突破に苦しみ2本目進出にもがいている状態。
でも、彼らに代わる選手が国内にいるかと問われると・・・
事態は思った以上に深刻なのかもしれない。
遠い遠いSapporoまではるばるやってきてくれた選手たちに敬意を表し、下手な写真ではありますが個人的な好みで何人かをピックアップしてみました。
エリアス・トリンガー(AUT)
クレメンス・アイグナー(AUT)
ヨアキム・オウネ (NOR)
フィリップ・アッシェンバルド(AUT)
ロク・ユスティン(SLO)
マティアス・プンゲルタール(SLO)
ミカリ・マキシモチキン(RUS)
ユリアン・ハーン(GER)
ルカ・エグロフ(SUI)
風が強かった前日のHTBカップに比べて、かなり穏やかだったこの日の大倉山。
でも、WFを見ると相当乱高下している。
やはり、この台ではWFが必要不可欠。
COC限定なのかなぁ。