2016/17 FISスキージャンプワールドカップ女子個人第1戦リレハンメル

高梨沙羅・伊藤有希のワンツーで幕開け

2016年12月2日(金) リレハンメル(NOR)HS100/K90 

1st World Cup Competition 

① 高梨 沙羅(クラレ) 271.3pt(95.0m 99.5m)
② 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 251.4pt(94.5m 92.5m)
③ アンナ・ルプレヒト(GER) 243.8pt(90.5m 90.5m)

 

19 岩渕 香里(北野建設スキークラブ) 212.3pt(83.0m 87.0m)
24 勢藤 優花(北海道メディカルスポーツ専門学校) 206.4pt(80.5m 85.0m)

 

オフィシャル リザルト

 


 

昨シーズンを含め過去3度の総合優勝に輝く高梨沙羅は、6シーズン目の女子ワールドカップもいつも通りの圧勝でスタートした。
1本目は数値上もっとも強い追い風を受けたがものともせず、2本目はヒルサイズに迫る飛距離を出しながらも無難にテレマークを入れて見せた。

 

通算45勝目。
ライバルと目されるイラシュコ、フォークト、ルンビ、ザイフリーズベルガーらが今一つだったけれど、さて、今季はどれだけ勝利数を積み上げられるか?

 

伊藤有希は5度目の2位。
沙羅とのワン・ツーもこれが5度目。
つまり、有希ちゃんが2位になったときは常に沙羅が上にいるわけで・・・
沙羅ちゃんよ、一度くらい有希に勝たせてあげてはくれまいか。

 

終始追い風。
勢藤優花はその影響を最も受けた選手のうちの一人。
風のいたずらのせいばかりではないだろうけど、ピンケルニッヒ、ヘルツル、ポズン、イングランドらが2本目進出を逃した。

 

一方で、1番ビブで飛び初出場にして12位に入った15歳のフランス人モラには驚かされたし、同じく初出場にして26位に入ったフランスのアボカ-グロ、2戦目にして30位に入ったノルウェーのモルクなどの新鋭が魅せてくれた。

 

そして、もちろん3位のルプレヒトも―
30戦ほど出場してきて、最高位が12位。
トップ10に初めて入った試合がいきなりの表彰台。
こうしてみると、岩渕や勢藤の表彰台もそんなに無理な話じゃないと思える。

 

初戦から日本人ワン・ツーが見られて良かったなぁと思う一方で、ドイツ勢がみんな上手くて、こりゃ今後手ごわくなるぞとも感じられた。
そして、サラ・ヘンドリクソンの復活―
テレマークこそまだあまり無理をしていないように見えたが、飛距離はきっちり出して11位。
これが2シーズンぶりの出場とは信じられないね。今後が楽しみ。