2016/17 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第2戦ルカ

フロイント今季初勝利 日本勢は不調に終わる

2016年11月26日(土) ルカ(FIN)HS142/K120 

2nd World Cup Competition 

① セヴェリン・フロイント(GER) 290.6pt(146.0m 138.0m)
② ダニエル・アンドレ・タンデ(NOR) 279.0pt(131.5m 139.0m)
③ マニュエル・フェットナー(AUT) 273.3pt(136.0m 133.5m)

 

18 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) 236.0pt(123.5m 127.5m)
24 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 210.3pt(120.5m 117.0m)
25 作山 憲斗(北野建設スキー部) 205.9pt(119.5m 118.5m)

36 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) 78.5pt(109.0m)

失格 竹内 択(北野建設スキー部) スーツ違反

 

オフィシャル リザルト

 


 

1本目でいくつかの興味が失われた。
トップ10内につけていた竹内がまさかのスーツ違反による失格。
ぺテル・プレヴツが12番手まで沈み、リーダービブで臨んだドメン・プレヴツも14位に沈んだ。

 

しかし、試合そのものの興味が失われたわけではない。
激しく順位が入れ替わる先の読めない展開が最後まで続いた。
ダニエル・アンドレ・タンデは1本目8位からポディウムをつかみ、ヴァンサン・デコム・セヴォアは2015年1月の札幌9位、昨日の10位につづく3度目のトップ10入りにして自己最高位の5位となり、ピーター・プレヴツは7位まで盛り返した。

 

そんな中で、安定していたのはセヴェリン・フロイント。
2015年ジャンプ週間のオーベルストドルフ以来となる勝利を挙げた。
まぁ、今日は良い風貰った1本目の146.0mを褒めるべきか、周りが自滅した為ととらえるべきか、ちょっと評価は難しいかもしれないけれど・・・

 

3位フェットナーは、2010年ジャンプ週間のオーベルストドルフ3位以来となる2度目のポディウム。
そんなに長く表彰台に乗っていなかったっけ?

 

昨日の結果を受け予選免除組から外れてしまった葛西。
今日は昨日以上に良いところがなかった。
予選免除を有効に利用しての調整方法がここ数年の好調の要因の一つでもあったはず。
それができなくなるのは辛い。